ぼんじゅーる、アビジャンからです。
友人宅に招かれて、食事をいただきました。作るところも特別にお願いして、見せてもらいました。


炭を使うんだ!
祖母の時代の料理方法なんだなあと思います。ガスでは弱くて無理な料理なんだそうです。
また、ガスはプロパンで、ガス容器に直接ホースを繋いで
火を出していました。
ここの料理は普通に1時間から2時間、または2日と長時間煮込むので、ガスは高いと思います。


手土産にどうしようか迷い、「愛想のないパン屋さん」でカップケーキを8個800セファで仕入れて、午前11時ぐらいにはお宅に伺ったと思いますが、料理が出来上がったのは午後3時。


「まず、炭を買いに行きましょう♪」と言われて、子どもも連れて炭屋さんへ。
いくらか分からないけど、コメの袋を子どもが持って買いに行きました。


その後は、ストリートマルシェでキャッサバ、プランテンバナナ、プラカリパテのベース(キャッサバの白い粉を粘土みたいに立体長方形にまとめたもの)、調味料を買って家に戻りました。


プラカリはキャッサバ原料で、作り方はろうの人から手話での説明を見ていましたが、「水に何度もとかす」「水を捨てて煮込み掻き混ぜる」というのが具体的に分からず、見せてもらってやっと納得しました。
これはガスでは無理だそうで、炭火でないと作れないそうです。
ただ、塩を手づかみ1杯入れるので、おかわりはしないほうがよいなと思いながら見ていました。
プラカリは日本では食べられない主食のひとつです。


バナナフトウが食べたかったので、作り方を教えてもらいました。
キャッサバとプランテンバナナを湯がいて、日本のモチつきみたいに、木の臼と杵でついていきます。
臼と杵は日本のものとは少し違いますが、原理は同じです。
これは塩を全く使わないので、身体にいいかな、と頭の中で作り方のノートをとっていました。
でも、バナナフトウはキャッサバがないと作れないことがわかったので、これも日本では食べられませんね。


「日本にキャッサバないの?」と聞かれました。
ヤム芋、キャッサバ芋、どちらも普通には手に入りません。
プランテンバナナは、日本中探して、岡山と愛知のイオンには南米のものがたまたまありましたが、愛知のイオンは今は入荷していない模様です。


炭火で、水道は出ないから樽に水をため、すごく時間をかけて日本の昭和の初めの頃のような料理をしていました。
夫婦共働きでも料理は女性の仕事で、男性は食べるだけです。
しかも、食べるときも女性は一緒に食べることができないのか、配膳が済むと部屋から出てしまいました。


わたしは招かれた立場なので部屋の中でいただきましたが、囲むテーブルと椅子があり、スペースもあるのに、家族みんなで一緒に食べることができなくて残念です。


他の西アフリカ諸国、カメルーンやガーナではワイワイ言いながら女性たちも一緒に食べた記憶があるのですが、コートジボワールの特徴なのでしょうか。
コートジボワールでは食べるときは食べるだけで、そんなにおしゃべりはしません。
話しかけると見てはくれますが、やはり食べるときは食べることに専念している人が多いです。


調味料の入れ方に興味があって、やはり塩を大量に、マギーとともに手づかみレベルでどかどかと入れてました。
友人は確か塩を控えるようにドクターストップがかかっていたはずですが、大丈夫なんでしょうか。
小さいころからこんなに塩をとっていては、コートジボワールが熱帯だから塩をとる必要があるといっても、30代でドクターストップがかかってもしかたないと思います。

それに今は日本より寒いぐらいで、30度を切る日が続く、一年で一番寒い時期です。
それでもお湯はなく、水シャワーをするしかない日々ですが。


女性にとって重労働の料理。
友人は「いずれ中国がプラカリやフトウを練るための機械を作るだろう」と言っていました。
日本のモチつき機を思いだし、あれならフトウは作れるかな、でもキャッサバがないなあ、と想像しながらいただきました。


ソースはオクラです。
オクラはすりおろして、ヤシ油をお玉レベルでどかどかと入れてました。
おおお~!とうなるレベルです。
ひたすら掻き混ぜて粘りをだし、3時間煮込みました。
ポタッセという石みたいな調味料があって、それを砕いて入れるのも特徴です。
ポタッセを辞書で引くとカリ、または水酸化カリウムとあるのですが、何でしょうかね。
出来上がったものは、わたしが作るオクラソースとは全然違い、濃いものでした。


たぶん、わたしにはここにいる間であっても同じものは作れないです。
塩をそんなに入れることに抵抗があるし、3時間も料理し続けることもできません。


バナナフトウは、でも、塩を使わないからできたら日本でも再現したいです。
日本でキャッサバは手に入らいのは何故何でしょうかね。
日本の夏は、コートジボワールの暑さに匹敵すると思うので、夏限定で作れないことはないと思うのです。


ねこ  フトウは良いね
かめ  臼と杵、買う?
ねこ  買ってどうすんの?
かめ  持って帰れないね


という会話をした夜、帰宅後にふたりともお茶をペットボトル半分もがぶ飲みし、翌日の日曜日はダルダルで寝込んでました。


写真はバナナフトウを作るために、キャッサバとプランテンバナナをついているところです。
ムービーもありますが、重くてさすがにアップは無理。諦めます。
こちらのネットの通信費は日本の何倍もかかってます、遅いし高額なんですよ。
帰国して機会があればお見せしますね。



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2017.07.24 Mon l diary トラックバック (0) l top