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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日の写真は、ろう学校の給食をわけていただいたものです。
水問題で盛大にへこんでいるときに手配してくれて、ごはんをいただけることになりました。
この日はお米とマグロの煮つけで、お米は炊き込みご飯になっています。
日本でいうと洗面器みたいな感じのボウルに入れてくれて、これでふたり分。
おいしくいただきました。

調理場にはコンクリ打ちっぱなしの床の上にガスが3台あり、大きな鍋でとろとろ煮こんでいて、7人から8人ぐらいの人が働いています。
うち、聞こえない人が3人か4人ぐらいでしょうか。
いろんな人が出入りするので、だれが聞こえる人でだれが聞こえない人なのかよくわかりません。
調理場の人はみんな手話ができます。

でも、給料が安いので不満だと言っていました。
ダイレクトに聞くわけにもいかず安いというのがいくらぐらいなのかわからないのですが、大学を出た若い人で2万円ぐらいらしいので、どのぐらいなのだろうかと想像しています。
結婚して共働きなら暮らしは成り立つと思うのですが、子だくさんなのがよしとするコートジボワールでは子どもが4人とか5人とか普通で、食べさせていくのは大変でしょう。

先ほど、玉ねぎを一緒に切ってきました。
こちらの人はまな板をつかわずに手だけでみじん切りをするのですが、それは怖いのでまな板を貸してもらい、切っていたら日本の切り方が珍しいのかムービーを撮られました。
私のスマホを持って来いとみんながいうので、記念写真を撮って、男の職員がBluetooth機能を使ってみんなに写真を送っていました。

絶賛水漏れ中の水道管、流れないトイレという状況なのに、スマホが流通していてBluetooth機能を使いこなすって、なんだかめまいがするほどのギャップがあります。
入り口の靴の泥落としのマットも、段ボールの箱をつぶしたものだし。
Bluetoothの前にまともな水道管と流れるトイレを!といつも思ってしまいます。
そうだ、あとで水道管の写真を撮ってこよう。
もう、水漏れしているのが日常風景になってしまって、なんとも思わなくなってしまっています。

さて、給食の食材はとても新鮮で、日本もそうであるように、こちらでも子どもの口に入るものはとてもていねいにチェックされています。
揚げたマグロも、職員が割ってみてきちんと火が通っているか確認されていました。
マグロを揚げるのも少し手伝ってきましたよ。

主食はいろいろあって、コートジボワール全土でいうと東のほうはヤム芋、西のほうはコメ、北のほうはトウモロコシ、南のほうはアティエケ(キャッサバの加工品)を食べるそうです。
アビジャンは大都市で、いろんな人が集まってくるので、すべてのものがまんべんなく手に入るということでした。
ろう学校では寄宿舎で暮らす子どもたちが多く、いろんな地域からくるので曜日によってどの主食を出すか決めている感じでした。
基本的に、大鍋2つに主食をいれて、残りの1つでおかずを作る感じで、200食以上出すのです。


学校の周りにあるお店は、だいたいろう者のことをよく知っていて、身ぶりで会話をすることができます。
ろう学校の壁にへんな落書きがされることもありません。
ただ、一軒、すごく嫌なパン屋さんがあって、この辺りは店に看板もないので「愛想のないパン屋」と命名しておきました。


ねこ  ほら、あれが「愛想のないパン屋」さん

かめ  それ店名になったんかい

ねこ  そうです、ろう学校の近くにあるくせに身ぶりもしないパン屋さん


以前、パン(フランスパン)を買ったときに、すごく注文しづらくて、指さしてもどれと伝わらず、代金もいくらかわからず(指で表したらいいのに)、お釣りを投げてきて、渡されたパンは半分しか袋に入ってなくて、すごく感じが悪かったのです。

ストリートマーケットには揚げドーナツがいくつか入ったものが100セファ(20円)、バナナチップが100セファと食べるものは一通りそろっていて、それらの売り子さんたちは私をよく覚えていてくれて身ぶりで売ってくれます。
なんなんだろうな、あの「愛想のないパン屋」さんは。

ところで、5月に入ったらしばらく、息抜きに(計画通りですが)飛行機に乗って国外(コートジボワールの外)に出ます。
こちらの物価や習慣になじんできた頃なので、いろんなものが高く見えてしまうかもしれません。

正直いって、今の感覚では食事代に1000円とかありえなくて、セファに換算すると5000セファ!
5000セファって、ストリートマーケットやタクシー、レストランでは鼻で笑って受け付けてくれない高額紙幣ですよ。
ブラン(白人)が見せびらかしやがって、みたいに不機嫌な顔をされてしまいます。
冷房の効いたスーパーでしか使えないお札なんです。それがご飯代?!という感覚ですね。

というわけで、セファに換算する癖が抜けないかもしれません。
ゴーグレンウィークのころは、皆さんもよく知っている国からごあいさつします。

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2017.04.30 Sun l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日の写真は、ジャックヴィルというアビジャンから90分ほど車を走らせたところにあるビーチでいただいたヤシの実です!
最高においしくて、1個まるまるいただいてしまいました。
なたで殻を切ってくれるのは、男性の役割です。
海は、冷たくて気持ちよかったです。世界中で海は共通!
サーフィンなどのマリンスポーツをする人がいないので、みんなのびのびと泳いだり、水をかけあったりして遊んでいました。
日本の4月では考えられないぐらい真っ黒に日焼けしました。

さて、コートジボワールに来てほぼ3週間が過ぎ、生活面で見て思ったことをつらつらと書いてみようかなと思います。
日中は本当に暑いので、ごろごろとしているのがいちばん。
そうでないと熱中症になってしまいそうです。
到着してから数日、一気に熱帯に放り込まれた私が苦しんだのも、この熱中症に近い症状だったのではないでしょうか。
数日は脳が煮えている感じで、クーラーの効くホテルに帰るとばたーんと倒れていました。
動くのは早朝とか夕方が大丈夫な感じで、街中のマーケットも夕方4時や5時ぐらいか活発になっています。

物価はそんなに安いとは思いません。
格差社会の月収はそれぞれだと思いますが、夫婦とも公務員の共働きで、月収合わせて4~5万円ぐらいだとして計算しても、それで毎日500円ほども食材を買うのは苦しいのではないでしょうか。
ヨプゴン地区でも不動産は安くて60,000セファ(12,000円)ぐらいはするようですし、これで給料の30%の家賃が相当だとする日本でよく言われる『公式』に当てはまります。

私みたいに毎日アボカドサンドばかりを食べているなら、アボカドは200セファ(40円)、フランスパンは150~200セファ(30円~40円)と安いので、これで3日ぐらいもちます。
ただ、調味料関係はマヨネーズが1500セファ(300円)、コショウが1800セファ(360円)と高いのです。
アルミホイルやサランラップも、冷房の効いたスーパーに行けばあるのですが、値段を見ると日本より高いぐらいで、ちょっとした高級品です。

ハムやソーセージは日本でイメージするようなきちんとしたものは見当たらなくて、食べません。
肉や魚は売られていますが冷蔵されていなくて、暑い日差しの中、パラソルなどの屋根で覆っているとはいえ、一日中暑い空気に触れている状態で、衛生的に気になります。

青空バーはいたるところにあって、店の前のバラック小屋では、魚、鶏や牛、羊の肉を炭火で焼いて売ってます。
鶏が一羽3000セファ(600円)、牛や羊が2000セファ(400円)ぐらいです。
材料が新鮮であれば、家で焼くより絶対こちらのほうがおいしいでしょう。

ホテル暮らしのころ外食していて盛大におなかをぶっ壊していました。
冷蔵しないで店頭に並べてあるものを注文が来てから焼くのならまだしも(鮮度確認ができる)、すでに焼かれたものの場合、できあがってからどのぐらい時間がたっているか分からないので、腐りかけボーダーラインのものも食べてしまったかもしれません。

一番の問題はやはり水で、みんな給水計画を気にして暮らしています。
夜中にしか水が来ないので、2時や3時に起きてまで水を汲んでいます。
地域によって格差があるみたいで、そういう意味ではプラトーやココディのようなお金持ちの地区にはりっぱな貯水槽があって断水はないのでしょう。
聾学校の先生や職員の話によると、水が来る地域と来ない地域の格差は恐ろしいものがあると言えます。

ろう者の労働状況も、あまりよくないようです。
聞こえる人の間の格差がすごいので、ろう者まで回ってきてないのもわかるのですが。
友人いわく、ろう者の多くは仕事をしていなく、仕事がなければ結婚もできません。
家族が多いほうが良いとするアフリカ社会で、ここでずっと独身というのは社会的なステータスがより不利ということになります。
先日の教会の集まりでも結婚と言うテーマでワークショップがあったのですが、結婚というステータスを手に入れているのは聞こえる人や、ろう者の中でもフランス語の力が高くて声で話せる人だけでした。

そして、日本と同じように一般社会にいる、ろう者の多くは声では話せません。
もごもごとしたフランス語は出てきているみたいですが、聞こえる人にはっきり通じるように話せる人は、そんなに多くないです。
ある程度理解のある聞こえる人と『対等に』声で議論できるフランス語力を持っているろう者は、私の知る限りこのヨプゴン地区には数人しかいないです。
そして、そのうちの一人は、小学生ぐらいまでは聞こえていて病気で聞こえなくなったので、もともと第一言語が音声言語だからしゃべれるのは当たり前という前提があって、たぐいまれな能力があるというわけではありません。

口話の『能力』を備えた人が、ろう者社会のリーダーになるのは過渡期として理解できるものの、なんだか寂しいと感じる場面を多く見てきました。
ろう者の多くは、聞こえる人に遠慮して暮らしているような雰囲気が伝わってきます。
聞こえる人の善意はときに抑圧になり、指導という形をとりがちだということを多くのろう者は知っていますが、社会的な力が絶大なあまり逆らえないのです。

生活全体では、クリスチャンのろう者なら毎週日曜日にお祈りし、教会組織の中の障害者部門の集まりに参加し、社会全体の中で手話通訳があるのは教会だけと言っても過言ではないので、それ以外に楽しみがないように感じました。

どこかに行けば交通費などお金がかかるので、ろう学校か教会に行くという感じです。
放課後や週末のろう学校のグラウンドでは、男のたちが集まってサッカーをしています。

聾学校は小学部までしかないので、中学校以上は一般の学校に行かなくてはいけません。
一般の学校にいく場合に手話通訳をつけようという運動をしていて、実践されているのですが、すべての授業についているわけではありません。
小学校でも進級するには試験があって、聞こえる人はほとんど合格するのですが、聞こえない人はフランス語の力がなかなか厳しいという話も聞きました。

また、児童労働の実態もあって、まだ9歳や10歳ぐらいの子が家の商売(ストリートの売り子さん)や家事(洗濯や育児)を手伝っていたりして、落ち着いて涼しい環境で勉強できるとは思えません。

先日、たまたま聾学校に「お金持ち」地域の聞こえる女子高校生が寄付をしにチャーターしたバスでやってきた場面に出会いました。
その子たちの様子を見ているとほんとうに「お嬢様」。
身なりがきれいで(余裕のある象徴)、にこにこしていて(余裕のある象徴)、チャーターされたバスも日本の観光バス並みで、ヨプゴン地区では絶対に見かけることのない素敵なバスでした。
友人が「こんにちは」「ありがとう」などの手話を教えると笑顔で素直に応じていて、そこには無気力や無関心、怒り、疲れなどの感情は読み取れず、普通に日本の高校生と変わらないんだなぁという印象を受けました。
労働者階級で厳しい生活をしているヨプゴン地区の人と、「お金持ち」地区の人の生活は全然違うんだと感じました。

はるばる日本からコートジボワールにやってきて、きれいな地区ばかり見て帰る人もいると聞きます。
たった3週間の暮らしですが、私の中に、だんだんとよどんでくるものがあります。
給水制限が厳しく、来た瞬間に貯水や洗濯を最優先すべきプレッシャー、常に怒鳴りあっている街中、疲れた人びとの顔、手洗いの洗濯などの家事から解放されない女性たち。


ここの労働者階級の人たちにとって、特にろう者にとって「夢」ってなんだろう。
「夢」とは自分が生きていくための希望。
がんばる価値がある「希望」があり、「夢」に近づくための門戸は開かれているのでしょうか。


たった3週間だけれども、私にとって三度目の西アフリカに来て思うことは、だんだんと物欲が減ってきていることです。
短期滞在した一度目と二度目も、実はそうでした。
帰路の機内食の合成調味料の味に吐き気がし食べることができず、帰国した後も日本のぶよぶよした鶏肉に吐き気がし(鶏肉は引き締まって硬いのがこちらの感覚)、良くも悪くもオーガニック・アフリカ!を懐かしんでいました。
すべての欲望が『減退』し、水道の水がいつも出る日本の環境をぼんやりと傍観している第二の自分がいるような感じでした。
リバウンドするまで1か月ほどかかったのを覚えています。

すべてはバランスだから、私の中の『欲望』が減るにしたがって、代わりに何かが生まれているはず。
それは自分で見えないものかもしれないから、少しずつ書き溜めていきたいなと思っています。




2017.04.29 Sat l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
写真は我が家の窓から撮りました。

そろそろ4月も終わりに近づき、雨季が迫ってきました。
コートジボワールの季節は、乾季と雨季の2種類で、春夏秋冬はありません。
雨季には激しいスコールが降ると聞いていましたが、断水が続くある夜、雷がとどろき始め、あっという間にどしゃぶりになりました。

ちょうどその時は交代でお風呂に入ろうとしていて、バケツに水を汲んで持っていき頭以外は洗い終えて出たら、夫があたふたとしていました。
部屋の床に置いていた大事な資料やパソコンを高いところに上げようとしています。


かめ  大丈夫かな、ドアから浸水してきたらやばい

ねこ  大事なものは高いところにね
    バケツに水ためとこうか


玄関のドアを開けると、なんと、雨どいの接続が緩いところから盛大に滝のように雨水が降り注いでいるのが目に入りました。
緩い造りだらけの家だけれども、これだけは感謝せねば!



ねこ  シャンプーもってきて!

かめ  え、何?

ねこ  シャンプーだってば! 洗面所に置いてるから!



そうですよ。
この自然のシャワーを利用しない手はないでしょ?
服を着ていましたが、ぬれてしまうとかそんなことを忘れるぐらい無我夢中で、もってきてもらったシャンプーを頭にかけて、がしがしと洗いました。



かめ  ・・・・

ねこ  最高~~~♪ 思いっきり水が使える! 気持ちいい~♪



滝のような雨水に打たれながら、ひとしきり洗って部屋に戻りました。
私の欲望が満たされたところで、やらねばならぬことにハッと気づきました。



ねこ  早く水着貸して!! 

かめ  え?

ねこ  洗濯するから!!

かめ  おお♪


バケツがすぐに満タンになるので、土砂降りの中、もう洗いたい放題!
盛大に水を使い、ゆすぎも存分にしました。最高♪



かめ  あ、ズボンも洗えるかな?

ねこ  いいよー、早く持ってきて!!


足踏みして洗い終えたところで、雨が少し弱くなってきてしまいました。
ペットボトルの水を継ぎ足してゆすぎ、そのまま干しておきました。
雨自体は降り続けているので、きれいに洗い流してくれるでしょう。


雨水のことを汚いと思う人もいるかもしれません。
でも、水道水のほうがパイプが錆びているのか鉄の味がするし、茶色い水がよく出てきます。
また、水道水を飲むとおなかを壊す原因になるので、絶対に飲まないようにと言われていて、私たちはペットボトルの水を毎日買っています。
この国の浄水システムがどうなっているのかわかりませんが、ストリートにあふれているゴミの状況を見ると、なんでも垂れ流しでなんでもありなんだろうということは想像できます。赤痢になっても困りますし。
そんな危険な水道水に比べたら、雨水のほうが全然きれいで、変な味もしません。
ペットボトルに貯めた雨水は、実際、透明でした。


最高に気持ちよかった! 雨どいシャワー万歳!
あの雨どいは修理しないでほしいと思います。
雨が降るとインターネットがつながらなくなるけれど、水不足が解消するならもう全然OKです。
雨季が楽しみになってきました。
できたら、夜に雨が降りますように。(人に見られないように)

2017.04.28 Fri l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日の写真は、マーケットで見つけたカタツムリ(エスカルゴ)です。

近所の友人の奥さんが「あなたたち、ごはんちゃんと食べれているの?」とマーケットに連れて行ってくれました。
いつもの店に行くというので、ついていったところ、もう衝撃の連続だったので今日はその話を書きます。


奥さん  このあたりの道は危ないから夜は絶対一人で歩いたらだめ
ねこ   そうなんですか(ここって危ないのかなあ)


的な会話を交わしながら歩いていくと、大通りに出る手前で脇道に入りました。
そこがもう、なんというかスラム。
さすがに、こんなところ歩いたことないというぐらいの無法地帯。


奥さん  ここは悪い人がいっぱいいて危ない、絶対に一人で来たらだめ
ねこ   はい・・・


ってか、自立して買い物したいので、一人で行けるところを紹介してほしいよね。
うまく書けないかもしれませんが、がんばって再現します。
横町を曲がると、そこはスラム、いや、それではまとめすぎ。

そこら中に、3メートルと空けずにこれ以上ぶっ壊れることは無理だろうと思われるほどぶっ壊れて錆びた廃車がいくつも転がり、その部品を解体して洗っている女性や、座り込んでいる男性がいて、道にもその部品のかけらがあちこち突き刺さっている、うねうねとした泥道が続きます。

そこを抜けると、奥さんいわく「果物市場」なんだそうですが、まず異臭が鼻をつきます。
その原因は、目の前にうず高く(2メートルぐらい)積み上げられた廃棄物の山。
廃棄されたオレンジやマンゴー、アボカドなどがありました。


(アボカドは果物だったのか?)


と感心している場合ではありません。
暑い中に放置された腐った果物たちは、想像以上の異臭を放っていました。


奥さん  果物はどう?
ねこ   今は必要ないです(←この臭いだけで吐きそう)
奥さん  じゃあ、野菜売り場に行きましょう♪


到着したのは、普通に野菜売り場でした。
そこに、エスカルゴ(カタツムリ)!


(エスカルゴは野菜だったのか?)


いいえ、ちがいます。


日本で食べたことはありますが、貝そのものを見たことがなくて。
エスカルゴって丸いでんでんむしじゃなくて、もともとこういう巻貝なんですか?
なんだかグロテスクで気持ち悪いな。


奥さん  エスカルゴはどう?
ねこ   今は必要ないです
奥さん  食べてみたら? だんなはこれが大好物なのよ♪


奥さんはぱっと注文して、店の人は器用に生きているエスカルゴの殻をはいでいき、くし刺しにして販売していました。
新鮮だとは思うんだけども。


それからヤム芋(日本のサツマイモの特大サイズの倍ぐらい)が2個で1000セファ(200円)、オクラ(日本のネット入りイメージで2袋分)250セファ(50円)を仕入れて、最後にトマトを買いました。
ブイヨンを持ってきていたので、スープが作れるかなと思って。

家に到着し、奥さんが「こうやるのよ~」ヤム芋を湯がいてくれました。
衝撃が起きたのは次です。


奥さん  トマト洗うから出して
ねこ   トマト? 自分でやるからいいです(←嫌な予感)
奥さん  洗い方を教えるから出して


なんだろうな~と思いながら出しました。



奥さん  ここのトマトは汚いからちゃんと洗わないと病気になる



なんと!

なんと!

なんと!

衝撃3連波!!!



石鹸で洗い始めたのです!!!
うわー、このトマト食べたくないな。


かめ  トマトを石鹸で洗われたの? おえー!!!
ねこ  おえーです・・・
かめ  煮たら同じなのにね


とりあえず、合成洗剤を台所に置いてなくてよかったなーと思いました。
さらに衝撃だったのは、ヤム芋。
ふたりで食べるんだからこっち、と大きな芋を湯がかれたのですが、大皿2枚分どーんと出来上がったのです。
あのう、そんな芋ばっかり食べられないでしょ。


かめ  アフリカは大きくて多いのがいいっていう考えだから
    その文化自体は否定しないけれども

ねこ  小さい方でいいって言ったのに…私の初ヤムなのに!
    こんな芋ばっかり食べられないでしょう!
    もう、ごちそうさま!

かめ  カメルーンの森で初めて食べて
    こんなにおいしいものがあるのかって感激したんだけど
    ねこにとっての初ヤムは「病む芋」になったか!

ねこ  言葉遊びをしている場合じゃありません(怒)

かめ  でも繊維が多いからおなかにいいと思うよ(←事実)


ヤム芋食べたい人、絶賛募集中です!
うちにどうぞいらっしゃい♪ 大皿で出しますよ!
2017.04.27 Thu l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日の写真は、行きつけのバーで撮りました。
やっとサンダル買えたよ!というわけでサンダルも撮影。
ビーチサンダルじゃん、と言うあなた。
こちらはビーチサンダルで歩いている人がとても多いです。

断水連続54時間の洗礼に見舞われて、心が折れてました。
とうとう貯水桶が底をつきそうになり、家主の家に水をもらいに交渉しに行きました。

夫が夜中に周辺のほかの家が水道から水を盛大に出してくみ上げているのを聞き、私たちの部屋だけ断水している理由がわからず、おかしいと思ったそうです。

家主に断水の理由を尋ねると、それがなんだかよくわからない。
思わず英語で思い切り言いたいことを書いて英語のわかる友人に送ったら、家主に電話してくれたみたいです。

家主の家族が言うには、
・家の2階あたりに貯水タンクがある。ひとつは家主用、もうひとつは私たち用。
・それが空になったから、水が出ない。
・水は夜中に来るから、夜中にタンクに水が溜まれば大丈夫。


ということらしいのですが、

・タンクに水がある間は断水しないという話はおかしい。
・なぜなら、これまでも短い間隔で断水していた。
・タンクからの給水があるなら「タンクが空になるまで」断水しないはず。


と考えた私は、「夜になれば水が来る」とか「水が来たら喜んで使ってないで真っ先に桶に水を貯める」とか「もっと大きな貯水桶を買ったら」という周囲の善意による意見に対して、もやっとした気持ちがどんどん大きくなっていきました。


・夜中にほかの家に水が来てても、うちには来ていない。
・水が来たらもちろん桶に貯めるが、そもそも水が来ない。
・タンク以前の問題に、水が来ない。


これまでちょくちょく辞書を引きながらフランス語でメールを送るようがんばっていたのですが、友人に英語でバーッと書いて送りました。


・私たちの家の水道はアビジャン市の水道にダイレクトに接続されていないのか?
・貯水タンクとはいったいどういう役割があってどう機能しているのか?
・うちは貯水タンクからの給水になっているのか?
・夜中にタンクに給水された段階で、寝ている間に貯水されているべきではないか? 
・タンクがすぐさま空になることは理論上おかしくないか?
・いったいどういうシステムになっているのか?



友人からは、速攻でフランス語で返事が来ました。
夫にも同じ内容がきたみたいです。


かめ  頼んでないけど家主に電話してくれたらしい

ねこ  何て言ってる?

かめ  家主は水をくれると言ってると、もうもらったからと説明した
     問題の解決の様子を見てみようって

ねこ  「問題の解決の様子を見る」? 主語は誰ですか?(怒)

かめ  この”On”はフランス語では包括的な主語なんだな~
     私も含むし、あなたも含むし、その場にいるみんな

ねこ  はぁ、何なんそれ??

かめ  便利な主語なんだよな、だれも責任を取らない
     気分転換に冷たいビール飲みに行こ♪


もやっとしていていも仕方ないので、気分転換にビールを飲みに行きました。
最近の行きつけのバーです。
バーと行っても、砂の上に木の机があって、青空天井もあって、という感じのところで、ごはんを食べたければ店の前の炭火焼きの魚や鶏肉一羽焼き(半分にしてもらえる)を買います。
そこで「66」という発音をする全然「66」のラベルが貼ってない不思議な名前のビールを頼むのですが、これが1瓶600セファ(120円)。

しゃきーんと冷えたものを飲むと、心も落ち着きました。
こちらのビールですが、日本ではビールは飲むとお手洗いが近くなるイメージがありますよね。
飲んでも飲んでも、暑いので全然トイレに行きません。
本当にもう、全部汗になって出て行ってしまうんですよ。
アルコールも飲む端から蒸散してしまっているんじゃないかな、酔いません。

というわけで、ひとりで1瓶あけてしまいます。(日本なら絶対しない)
ビールってまずいイメージがあるけれど、西アフリカ圏のビールはどこも期待を裏切らないよね。
日本の発泡酒とか、ほんとまずくて安っ!って感じです。
西アフリカ圏のビールは本当に誇れる。
この調子で水道もちゃんと整備されたらいいのに。


友人  大統領が3年以内に水道を整備するって言ってる

ねこ  3年ですか、もう帰国しちゃってていないよ

かめ  3年後また来ようか♪

友人  スマホのアラームをセットして夜2時とかに起きて水貯めてるよ



驚いていた私も3時に起きて、復旧したので速攻で水を貯めて、1.5リットルの空ペットボトルすべてにどんどん給水して並べ、ついで洗濯もすませてしまいました。
54時間前には、洗濯を終えた瞬間、断水したので。

これから本当に水を大切に使おうと思います。
トイレは一番水を食うから、食器とか洗った後の水を捨てないで再利用するとか、皿は洗う前にトイペで拭いてから洗面器の水で洗うとか、心がけていきますね。



2017.04.26 Wed l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
ようやく、住まいが決まりました!
心折れそうになっていた時にたくさんの応援をありがとうございました。

今日の写真は、果物の大きさの実例です。
バナナは日本と同じぐらいだと思って、それを基準にしてください。
左がコロッソル。右側がアボカドです! 大きいでしょう?
左下にある小さくて黄色いのがマンゴーです。
大きな立派なマンゴーもあるのですが、これくらいの手ごろなサイズも売られています。
食べやすくておいしいですよ。

今日は引っ越しのことを書きます。
引っ越しが終わるまでに多くの文化や習慣の違いを感じることができました。
いろんな人に「セキュリティ大丈夫なの?」と心配されましたが、ろう者の活躍するヨプゴン地区にようやくアパートを見つけることができました。
最初に狙っていた物件と違ってテラスがないけれども、日本人でもOK、ろう者でもOKということだったので、もう決めるしかないでしょう♪

セキュリティに関しては、玄関の扉にたどり着くまでに鉄のドアが2枚もあります。
鍵も、日本だと1度回したら開け閉めできますが、こちらの鍵は3回も回さないといけないのです。
正直いって、めんどくさいです。

敷金のことは心配だったので最初に聞いたら、返すとは言うものの7か月分必要だと言うのです。
7か月分もの敷金をもしも踏み倒されたとしたら、それなりの金額になってしまいます。
不動産関係の交渉は、私の担当です。
「家賃を前払いするからそれと合わせて7か月分、即金で支払いますよ」と交渉してみたら最終的にOKが出ました。
また、コートジボワールの国と物件をほめて、初めて来たこの国で安心して暮らしたいこと、良い印象を持って帰って日本の人に伝えたいことなどを一生懸命話しました。
私の話は手話通訳のLくんが通訳してくれました。

決まったところで次は書類による契約手続きなのですが、朝9時ぐらいには準備しておくようにと言われて向かったのに、徹夜で働いたから2時半ぐらいにしてほしいと電話がかかってきました。
(2時半なんて絶対3時になるわ)と思っていたら4時になっても来ず、電話したら「今向かっている」で、オーナーがようやく到着したのが5時。
日本だったら客をこんなに待たせたら平謝りものだと思いますが、悪びれずに登場と言う感じでしょうか。
「やあ、ぼんじゅーる」って感じです。


(謝れ、こら)←心の声


しかし、だれも怒っていません。なぜ怒らないのでしょう。
(謝れ、こら)的な顔をしているのは私だけです。
しかたなく、振り上げた心のこぶしを降ろしました。
おそるべし、アフリカ文化!(友人はこういうときにまとめてアフリカ文化と言います)


友人が「ふたりは私たちの団体が責任をもって招へいしてコートジボワールに来てもらい、一緒に活動してもらっている。だから、敷金のことについても、あなたはふたりに敬意を払わなければなりませんよ」と真面目に話をしてくれたので、オーナーさんも改まって真面目に答えてくれました。
実際、最後にどうなるかわかりませんが、気持ちとしてはもう、全額踏み倒される覚悟で交渉して契約したので、ホテル暮らしより安く、広くなるならいいやって感じです。

契約が終わり、翌日は友人たちに同伴してもらい、買い物。
ほとんどケンカ腰で交渉し、値切るのを楽しんでいる友人たち。
他人の買い物でも代行して交渉するのは、ストレス発散になるんでしょうか。

そんなに数多く流通しているわけでもないので、私も細かいことは言わずに、見て1分で選び、あとは交渉に15分、20分という感じで任せて選んでいきました。
冷蔵庫も新品と言っても傷だらけとか、聞いたこともないメーカーだとかでよくわかりません。
中古でもいいと言いましたが、アフリカの中古はやめておきなさい、とYくんに言われ、新品を買うことにしました。
出国するときには全部持っていけないものばかりなので、冷蔵庫も冷蔵昨日だけの小さなものにしておきました。
ただ、これも新品だけどドアを開けた時にランプがつかないタイプらしくて、そういう冷蔵庫ってあるんだなあと驚いています。

日本円にして4万円ぐらいで、マットレスや冷蔵庫、机、いす、水を貯める桶など、最低限必要なものは全部揃いました。
運び終えて、水も大丈夫だね、と確認して解散し、汗だくだからシャワー浴びようか!と栓をひねると…


この期に及んで水が出ない!!!



その後、友人から説明があり、
「アビジャンには500万人近くの人がいるから、すべての人に水を届けるのは無理。給水計画があって、水はいつ止まるかわからない。だから、桶に水をいつも貯めておいて」
とのことでした。


その日の夜は暑くて、ホテル暮らしに慣れた私にはとてもきつかったです。
マットレスが暑くてとても横たわってられない。
ようやく午前2時ごろに給水が始まったので、ここぞとばかりにバケツで水を汲んで桶に貯めておきました。
そのあと速攻でシャワーを浴びたのは言うまでもありません。
マットレスでは暑いので、リビングの床にそのまま這いつくばってごろごろして朝を迎えました。
正直、連日の熱帯夜はきついかもです。

電気はまだ停電してないけれども、ガスはないので、お湯は出ません。
お湯はまあ、要らないです。
こんなに暑いので、水が出ればもう十分です。
洗濯は手洗い、水は毎日止まる、大都市なので電気はあるが停電もある、と言う感じですね。
夕方には近くのモスクからコーランが聞こえてくるそうです。
モスクとキリスト教会が共存しているので、キリスト教会からも讃美歌の歌声が響いてくるとか。
夫はコーランが聞こえてくると、ここはアフリカだなーって思うそうです。

よし、やっとホテルを脱出したぞ!
第二の生活スタート、少しは自炊もしておなかを整えたいと思います。

2017.04.24 Mon l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。

今日の写真は、これも日常の風景にまぎれこんでしまう前に撮影したのですが、ストリートのよどみのところにたまっている生活ゴミです。
リサイクルと言う概念が浸透する前にペットボトルが入ってきてしまっているので、どうにもらないという感じです。
ストリート全体もごみ箱状態で、あまり大差ないような気がします。
アビジャンは広い都市なので、すべてがこういう感じなわけではないですが、この写真は聾学校の近隣で撮影しました。

私たちは、西日本の桜がまだ満開を迎える前に日本を脱出し、熱帯入りしました。
もうすっかり日焼けしています。
日焼け止めクリーム? そんなもの塗っても意味ないです。
アフリカ諸国に暮らすことになったら、盛大に日焼けしましょう。
紫外線? それよりもマラリアが怖いです。

今日は予防接種の話をしたいと思います。
いろいろな予防接種があるのですが、結局、接種してきたのはイエローフィーバー(黄熱病)だけでした。
肝炎、髄膜炎、狂犬病、破傷風などもありますが、やってません。

確かに検疫所に行けば、気にはなるんですよ。
いろんな情報があって、予防接種しなきゃ!っていう気にさせられます。
でも、そこの看護師に「狂犬病や破傷風やっといたほうがいいですかね?」と相談すると、「破傷風なら小さい時に三種混合やってたら大丈夫ですよ!」「狂犬病?ジャングルに行くんですか?」的な対応で、逆に冷静になれました。

アフリカと言えば、東アフリカのケニアに行ったという人を良く聞きます。
その東アフリカに行った人によると、もうそれはたくさん注射をしたそうです。
でも、予防接種って無保険だから高くつくんですよ。
黄熱病だけで12,300円。

検疫所に電話リレーで電話をしたとき、看護師さんに言われました。
「ちなみに、接種計画やご予算は?」
「メジャーなものを一通り受けるとなると10万円ぐらいかかります」
「支払いは現金で一括です」
夫に相談すると、これまで黄熱病しか受けていないと言っていました。


ねこ  肝炎とか怖いんじゃない?

かめ  生水とか生野菜を食べなければA型は防げる
     B型は血液感染だから他人の血を触らない

ねこ  破傷風は? 三種混合って昔過ぎてワクチン弱ってない?

かめ  したければすれば

ねこ  狂犬病は?

かめ  一応、アビジャンは大都市だからねえ

ねこ  髄膜炎は? 西アフリカ一帯で流行ってるんだって

かめ  へえ、聞いたことない


というふうに、ずいぶん、のんびりしているんですね。
自分でも調べてみて、10万円以上かけて接種したとしても、マラリアやエボラは予防できないので(マラリア予防薬はあるにはあるけれども毎日薬を飲まなくてはいけなくて体に負担、しかも100%は防げない)、あんまりいろんなことを心配してもしょうがないと思うようになりました。
どちらかというと、肝炎は自分で防ごうと思えば防げるけれど、マラリアは蚊が相手なので、こちらのほうが防ぐのが難しいと思います。その予防接種ができるようになるとありがたいのですが。
特に女性は、妊娠期間中はもちろん、可能性のある前後はマラリアの予防薬を飲んではいけないとされていますので、若い女性には厳しい条件が重なってきます。

コートジボワールは、エボラが発症した隣接国から入り込むのを水際(陸続きなので水際という言葉は合わないけれど)で防いできました。その国の力を信じたいと思います。

実は、私は予防接種なるものが大嫌いで、できるだけ打たないようにしています。
インフルエンザですら、ここ何十年も受けていません。
単にけちなだけではなく、予防接種が嫌いなのです。
ごく低い割合ですが、ワクチン接種でしぬこともあるんですよ。
黄熱病でも接種前に、こうしたリスクを受諾することを承認するサインをさせられます。
日本では子宮頸がんのワクチン接種による後遺症で被害を受けた女性が続出していますが、ワクチン接種というのは本来、危険を伴うので安易に受けてもいいとは言えないはずなのです。

ちなみに、マラリアは蚊で媒介する伝染病です。
日本でマラリアを診れる医者は数えるほどだそうです。(おそらく日本で数か所)
現地では「重い風邪」的な扱いです。


友人  来週は北の方に出張するから1週間いないからね
ねこ  えー、長いね!


そこに電話がかかってきました。


友人  来週の出張なくなったからアビジャンにいるよ
ねこ  なんで?
友人  マラリアでキャンセルされた


日常会話にマラリアの単語が出てくるんだな、とひしひしと感じました。
でも、マラリアは、感染すると脳症や心臓衰弱を起こしてしんでしまうこともある、軽く見てはいけない伝染病です。

これから雨季に突入するので、盛大に蚊やハエがわいてくることでしょう。
それなのに、網戸がないのはなぜなんだろうなあ。
日本から網戸職人を派遣して、現地の人に網戸を貼る技術指導をするなどの取り組みがあるとよいと思うのですが。
電力供給のインフラが不安定な地域にパソコンを寄付するより、網戸技術の拡散を切に望みます。


2017.04.23 Sun l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
写真は、ホテルの近所にある建築中のモスクです。
モスクというのは、ムスリムの人がお祈りするところで、時間になったら近くの別のモスクからはコーランが流れているそうです。
このエリアは夫が2008年ぐらいからちょくちょく来ているのですが、まったく完成しないそうです。
いつになったら完成するんだ?


かめ  スペインのあの教会みたいなんだよね、いつまでも完成しない
ねこ  ああ、あったね


サグラダ・ファミリア教会ですね。ウィキリンクおいておきます。


というわけで、今日は宗教などについて書いてみようと思います。
ここはカトリック、プロテスタント、イスラム教がメジャーな宗教で、それぞれの地域で折り合って暮らしているという感じです。
街を見ていても、白くて長いロングワンピースのような服を着ている男性がいるのですが、白い服の人たちはムスリムだそうです。
また、ムスリムの人は帽子をかぶっていて、白じゃなくてもだいたい長い丈の服を着ていることが多いので(そうでないケースもあるようですが)、なんとなくわかるようになってきました。

ホテルの近くにある通りの左側にはレストランがたくさんあって、右側にはモスクもあります。
レストランに行くことが多いので、左側ばかり歩いていたのですが、あるとき、右側だけ歩いていたらモスクがあるのに気づきました。
たまたま、お祈りの時間だったようで、コーランが流れていると教えてもらい、礼拝している人たちがちらっと視界に入りました。

人が行きかうなか、モスクの前でヒジャブを巻いた女性とすれちがうとき、夫が先にすれちがったときはどうもなかったのですが、次に私とすれ違うとき、「やめてね」というふうに片手で「待て」の警戒サインを出されました。
何が何だかわからなかったのと、立ち止まって話すこともできなかったのでそのまますれ違いました。


ねこ   モスクの前初めて通ったでしょ?
かめ   うんうん
ねこ   ヒジャブの女の人とすれちがったとき、「やめて」みたいな手を出された
かめ   なんで? 
ねこ   わからん、モスクの方を見たからじゃない?
かめ   女同士、何か伝えたくて、遠慮しろみたいなサインかな?
ねこ   礼拝中のモスクの前って通らない方がいいんじゃない?
かめ   そうしよう、これからも何か気づいたら細かいことでも伝え合おう


というような会話をあとでしていました。
実際何がどうだったのかわかりませんが。

ムスリムも多くいますが、私が出会うろう者はクリスチャンが多いです。
コートジボワールで、ろう学校を開いた人がクリスチャンの宣教師だったので、その影響もあるのでしょう。

先日、キリストの復活祭(西洋のイースター)に招待されて参加してきました。
アビジャンには、ろう者だけの教会はまだないようです。
一般の聞こえる人と同じ教会に所属していて、手話通訳できる人が交代で通訳しています。
これは日本と同じですね。

手話通訳のLくんも、教会でばりばり通訳としてがんばっています。
礼拝の後に牧師さんが牛を1頭買って食事をふるまってくださって、そのときにお祈りをしたのですが、ちょっと笑ってしまうことがありました。


牧師さん  さぁ、みなさん隣の人と手をつないでお祈りを一緒に言いましょう
Lくん    (同じように通訳)
       …って、ろう者が手をつないだらお祈りできないだろ(つぶやき)


私たちは当たり前に手をつながないでお祈りをしました。
情報保障ですが、かなりハイテクで、パワーポイントを使ってプロジェクターでスクリーン投影して、フランス語字幕を出していました。
ホテルから重たいバイブル(聖書)を持って行ったのに、ろう者はだれも聖書を開いてなくて、前の字幕を見ながら手話通訳を見ていました。
聖書を見ながらだとお祈りが見えないので、当然と言えば当然ですよね。

復活祭には、ろう者が100人以上来ていました。
聞こえる人は200人以上いましたが、聞こえない人も多くて、一緒にやっているという感じです。

到着してから研究や社会運動をしている、フランス語に堪能なろう者とずっと会ってきたので、フランス語の口話の強い手話をたくさん見てきたのですが、ふつうの社会にいる、ろう者に会ってほっとしました。
ふつうのろう者のほうが手話が分かりやすくて、私もフランス語をそんなに考えないで手話で話し、冗談やおしゃべりが通じて楽しかったです。

日本にはろう学校が100近くあると話すと、とても驚かれました。
だれが責任を持って学校を建てたの?
コートジボワールでは国立ろう学校が1つだけなんだよ、すごい!と。
「日本のろう学校とコートジボワールで一番違うところは何?」と聞かれたので、コートジボワールと同じで、聞こえる先生も聞こえない先生も一緒に働いているけれど、日本では生徒は補聴器や人工内耳をしている人がほとんどだと話をすると、「えー!」と言われてしまいました。

ろう学校に通っているという女の子と話すことができたのもよかったです。

女の子  ろう学校は最低! 良くない!
ねこ    どうして?
女の子  先生が手話しない、口だけでしゃべるから嫌い!
ねこ    そうなの? 先生は口でしゃべっているけど手話も一緒にするでしょ?
女の子  でも先生の手話わかんない、嫌い
ねこ    手話わからないの? それは困ったね


あーあ。日本と同じなのかな、と思いました。
国立ろう学校の先生たちは声を出しながら手話をするとは言っていたので、それだと絶対に手話が落ちてしまうため、ろう者のディスコースから外れてしまい、わかりにくいのだろうと思います。

成人女性も働いていて、美容師や裁縫の仕事をしている人と会いました。
私の髪の毛をアフリカン風に編み込んでみたらと言われたのですが、髪をがしがしと洗いにくそうなので断りました。
服の方は、ろう学校の近くで働いているというので、好きな布を買ってお願いしてみようとかなと思います。
ワンピースで、ゆったりロング丈のがいいですね。
今は荷物が増えるので控えてますが、引っ越したら服を仕立てるのが目下の楽しみで、マーケットに出たら布をいろいろと見ています。
到着した時の空港で見かけた人たちは、ハート形のデザインのWAXで仕立てていて、とても素敵でした。
ハートのデザインの布をずっと探しているのですが、まだ見つかりません。
あのターコイズブルーのような、目が覚めるような青の生地を追っています。




2017.04.22 Sat l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日の写真は、とげとげの緑のコロッソル(仏語)という果物です。
日本語では「トゲバンレイシの実」と辞書に載っていました。
友人宅の庭になっていたのをいただきました。
中は白い果肉で、繊維と黒い種の多い、甘い食べ物です。
「うわあ、初めて、おいしい!」と言ったら、奥さんに「庭にあるから見ていったら?」と言われ、写真を撮りまくり、その様子を見て笑った奥さんが「持って帰ったら? 常温で柔らかくなったら食べてね」とくださいました。
ただいま熟成中です。
わかりにくいですが、コロッソルの後ろに白い果肉をいれたガラスの器も写っていますよ。

コートジボワールに来てみて、もっと前もってわかっていたら持ってきたのに!と思うものがあります。
夫は西アフリカ諸国の訪歴が多い人ですが、男と女で感覚が違うなあと思うのは、あります。
というわけで、今日は私の視点から持ってきたものと、持ってきていなくて必要だと思ったものを整理していこうと思います。

【持ってきたもの】
・夏服と下着(洗濯ネット3個分)
・女子関係の衛生品(=生理ナプ、こちらでは自分に合うものが少ない)
・調理器具一式(まな板、包丁、箸、プラフォークナイフ、缶切り、栓抜き、ピーラー、タッパー、劇落ちスポンジ)
・買い物のためのマイバッグ
・コスメ(リップ1本、ハンドクリーム)
・薬関係(処方の余りを小分けに、蚊よけ、バンドエイド、オロナイン、歯ブラシ、当座の歯磨き粉…他は夫担当)
・フェイスタオル3枚、ウォッシュタオル1枚、ハンドタオル1枚
・お土産(割れにくいものを厳選。缶入りの元祖柿の種とか…喜ばれたのかどうかは不明、折り紙、パール系のアクセ)
・機械関係(パソコン、SIMフリーのスマホFreetel、C型プラグ、カメラ←チキンになり街中撮影に使えず)
・筆記具関係(ペン、修正インク、のり、養生テープ)
・折り畳み傘
・ショール、帽子(行ってらっしゃい会でいただいたもの)
・予備の靴
・度入りサングラス
・腕時計
・パスポートとイエローカード(黄熱病接種証明書)

【持ってきたらよかったもの】 ◎切望中
◎クロックスのサンダル(絶対に日本で買って持って行った方がいい)
○塩、コショウ、砂糖、(しょうゆ)
◎電気調理器、サランラップ(重いけど一台ほしい)
○お気に入りの食器やフォークとナイフ(プラ食器だと食欲薄い中テンション落ちる)
○アフリカの布WAXで作った服(涼しいんだよね現地の服は)
◎網戸用のネット(こっちの窓には網戸がないからハエ防止)
○カレンダー(日付のスパンや感覚がわからなくなるため)
◎整腸剤(おなか壊してしまう人必須)
◎座布団(床に座りたい)
○タオルケット(1枚あればよかったなぁ)
◎本(聞こえない分、活字に触れる機会保障は大事)
◎英仏辞書(短期で出国するときに買う、今は夫のを借り中)

化粧品とかドライヤーですか?
そういうのがマストな人は、現地でディープな生活をするのは難しいと思います。
ドライヤーって電気飛びそうと思うと使えないです。
今私たちがいる、1泊5,000円の高級ホテルにもおいてないですし。
ホテルにはドライヤーどころかシャンプーやコンディショナーもないですね。
どぎつい色の石鹸がひとつ、大きなバスタオルが1枚ぼんっとおいてあるだけ。

暮らしのステータスにもよるんじゃないかなあと思います。
公用で来ている人とかはきちんとスーツっていうイメージがあって、ちゃんとしないといけないと思うのですが、私のように長期休暇(研究者のビザだけど)で来ている人は現地の人とふれあってなんぼなので、現地のろう者と一緒に気楽に話せる暮らし方をしたいなぁと思っています。

これから、無事に引っ越しできたら断水に備えて水をためたり、お湯はなかったりするんだろうなあ。
フランスに出た時に電磁調理器を買ってきたいと思います。
そういうものは「ヨーロッパ人」が持ってくるものなので、高いんですよね、アビジャンで買うと。
靴とかももう、履き古しなのかな?と思うようなものも売っているし、デザインとか質とかは言えないレベル。
ストリートマーケットのごったまぜの雰囲気に押されて、何がきれいで何がダサいのか、もはやわからなくなってしまい、感覚が鈍磨してしまっています。

それでも、ハエ防止に網戸はほしい。
なんで網戸使わないんだろう、網戸を貼る技術がないのかな。
それこそ、衛生管理のためにも日本人の技術を伝えて、現地の人たちが使えるようになるといいと思うんだけどれも。
もしかしたら、窓枠がきちんと合わなくて、網戸ははずれてしまってだめなのかも。
だったら、養生テープと網戸をネットを売るという商売を、だれか始めてくれませんか。きっと儲かるよ。

調べていて、コートジボワールでは通常、外国人は不動産を購入できないと書いてあるサイトを見つけました。
でも、現地の日本人で購入された人からお話を聞いて、いろいろ方法はあるんだと思います。
コートジボワールは内戦があったりして治安不安定な状況が長く続いていたようですが(その頃のことは興味がなかったので知りません)、最近では治安も復活していて、大丈夫ですので、フィールドワークしたい大学院生などもどんどんいらっしゃるといいかと思います。

セネガルで起業している日本人の方のブログを見て、心を動かされました。
セネガルにはアフリカ好きの日本人の若い人が何人も移住しているみたいです。
原田さんという方が開いている日本レストランや宿泊など、魅力あるサイトですのでご紹介させていただきますね。
→ アフリカ企業人ブログ

ホテルはコートジボワールも本当に高いし、不動産関係では嫌な思いをしているので、そういうことのないように研究や旅行の目的に専念してスムーズに達成できるように、何かできたらなぁと影響を受けたブログでした。
これからアフリカ好き!になるか、アフリカ嫌い!になるかまだ分からないけれど、一度日本に帰ることは帰るので、そのあとしばらくは働いて、残りの人生をどうしたいか考えてみたいと思います。


2017.04.21 Fri l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日の写真は、友人の家の庭にあるパパイヤの木です。
4月はまだ雨が少ないけれど、5月以降、スコールのような激しい雨が数か月続くそうで、そうすると豊かに果物が実るそうです。

きょうは友人宅に居候している、聞こえない男の子の話を書きたいと思います。
友人夫婦はふたりとも聞こえる人なのですが、どちらも手話に堪能です。
コートジボワールを含め、アフリカでは「親戚」はみんな「家族」というらしいのですが、その「家族」の中に聞こえない男の子がいて、その地域には聾学校がないので、引き取って育てているということでした。

コートジボワールには、国立の聾学校が1つだけ、アビジャンにあります。
児童は200人ほどいますが、学習課程は小学校だけです。
待機児童が多く、就学年齢になったからといってもすぐには入れないそうです。
「家族」(親戚)の家に居候して、その国立聾学校に入ることができたその男の子は、6歳ぐらいだろうということなのですが、まったく言葉を話しません。言葉っていうのは、手話も含めて言葉ですので、手話もないということです。

私が手話をすると、それを真似て表し返してはくれます。
また、自分から表してくれるのは、アルファベットの指文字や、数字ぐらいでしょうか。
1から10までの数字や、AからZまでの指文字を一緒に表した後、「名前は何?」と聞いたのですが、「名前は何?」を真似するばかりで、答えてはくれません。
私が自分を指さしてサインネームを表すと、同じように指さし、サインネームで表してくれます。
スマホで撮影した写真を見せると、自分を見つけて自分を指さし、私を見つけて私のサインネームを表してくれるので、自分と他者が存在して、私にはこのサインネームがあるという概念は理解していると思います。
また、ディズニーのアニメを見ていて、画面に飛んでいる鳥を指さして同じようにCLのように飛ぶしぐさを表すことはできていて、私にも同じようにあらわすことをせがむので、手話という言語の成り立ちをつかみつつあるというのは感じました。

でも、この子はもう6歳。
本当だったらもっとお話できていいはず。
どうして言語が全く身についてないんだろう、心が痛みます。
友人いわく、「村で育って誰も手話を知らないから、ほっておかれた」ということでした。
おそらく、そんな子どもたちがほかにもたくさんいるんでしょう。

耳が聞こえない子どもがたったひとり、聞こえる家族の中で放置されるとこういうふうになってしまう。
聞こえないとどうして(手話でも口話でも)話せないのか誰も理由を知らない。
手話があるということも知らず、親が手話を学ぶ場もない。
都市と違って村では障害は恥だという考えがあって、隠してしまうことも多いそうです。
幸い、ろう学校が寄宿舎制なので、学校では友達と交流して手話のインプットを重ねて、いつか彼の脳に言葉があふれるようになることを祈るばかりです。

私はまだコートジボワールの手話がそんなにできません。
知っているアメリカ手話を表せばぼんやりとは通じるのですが、コートジボワールでクレオール化した表現でないといけないので、イントネーションやリズムがまだまだなのです。

6歳なら本来もっとおしゃべりできるよね、ほったらかしにされるなんてひどいよね、夫と話をしていたら、その子が私の手話をまねて表してきたので、あわてました。


あー、いまのは日本手話だから、まねしたらだめ! 
あんたはコートジボワールの手話をおぼえないと!


服やおもちゃで色を見つけて表すという遊びをいっしょにしました。色ぐらいならなんとか。
こうやって意図して話しかけないと、聞こえない子はなかなか言葉を覚えられません。
6歳になってやっと与えられた言語環境。
彼はこの国ではまだ恵まれているほうかもしれないですが、今から手話とフランス語を覚えて、勉強をたくさんがんばって、私たちが去るころまでには、お話しができるようになってほしいと思います。
話すことができれば、遠く日本から来た私たちのことも覚えていてくれるでしょうから。

また遊びに来るね。
手遊びしよう。手話を覚えよう。言葉を増やそう。
一緒にパパイヤも食べようね。



2017.04.20 Thu l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日の写真は、その辺をいつも歩いているニワトリさんです。
黒いのと白いのが2羽いるのが見えるかな?
民家の前に洗濯物が干されていて、その通りをてくてくといつも歩いています。
「撮影するからちょっと待って~行かないで~」と急いで撮りました。

サッカーをしている男の子たちも、私たちと顔なじみになって「はーい!」を手を挙げるとはにかむように笑顔で答えてくれます。
サッカーをしているのは男の子だけです。
この国は性別でくっきりと役割分担というか、男の子だから何する、女の子だから何するというのが分かれていますね。
タクシーの運転手はお兄ちゃんばかりで、お姉ちゃんはいません。

今日は2つ、すごいものを見てしまったので、報告します。
ニワトリさんとタクシーの話です。

1つめ。自転車に乗っている男性があるものを両手に持っていて、度肝を抜かれました。
それは、しめたニワトリさん!
6羽ぐらいかな、足をもってさかさまにした状態で、器用に3羽ずつ持ってハンドルを操作していました。
すごいな!写真とりたいな!と思ったのですが、知らない人を写真に撮るのは難しいのであきらめました。
あのニワトリさんたちは、これからどうなるのでしょうか。
イースターのお祝いかもしれないし、結婚式か何かのお祝いかもしれないね。
鶏肉は、牛より高くて高級なのですから。

2つめ。青の乗り合いタクシーに乗ったのですが、日本でいう高速道路のような広い、完全な2車線の道で起きたこと。
右側の車線が渋滞していたので、運転手が左側の車線に移ったんです。
つまり、対向車線にぶっこんだ! 前方から当たり前にばんばん車が飛んでくるし、怖いじゃないか! 
大丈夫なの? 戻れるの?

ところが、右側の車線に戻ろうと、日本でいう中央分離帯ですかね、砂浜みたいなところにぶっこんだら、右側車線は渋滞じゃないですか。すぐ戻れないんです。そしたら、右側車線の前方に警察がいたんですよ!

運転手はぎゃーっとUターンして全力で逃げようとする。
その車に私たち含めて4人の客がいて、同乗していた友人が「止まれって!逃げちゃだめだ!」的に後ろから叫んで運転手の席をばんばん叩くけれど運転手はパニックで止まらないし。
そしたらその警察っていうのが普通の警察じゃなくて軍関係みたいな警察で、ばばーっと前からジープみたいなのが回ってきて、なんと!軍服を着た人が全員ライフルを構えてるの!
友人がいっそう本気で怒鳴って運転手の座席をたたいて、ようやく観念した運転手は止まってくれました。
あのまま逃げてたら、タイヤか何かを撃たれてたんじゃないかと思います。
友人は、警察は撃たないよって言っていたけれど、コートジボワールって今年、給料が遅延しているからっていう理由で軍が蜂起してアビジャンの街中で銃撃したって話ですし、いざというときに「撃つ」感覚はあると思います。
タイヤならいいけど、流れ弾に当たったら私しんでしまう。

その運転手は、このあと6か月の営業停止処分か、罰金かどちらかになるそうです。
かわいそうだと思うけれど、私たちも乗っていたタクシーから降ろされてしまい、中央分離帯を歩いてタクシーのたまり場みたいなところまでとぼとぼと歩いて行きました。

さらに驚いたのは、その運悪く捕まってしまったタクシーと警察が行ってしまうと、渋滞していた右車線からばんばん車が出てきて左車線(対向車線)に移って走っていったことです。


ねこ  なんで? なんで? なんで違反するの? 
友人  警察、もう行っちゃったから
ねこ  はぁ? いいの? 
友人  大丈夫! 渋滞してるところ抜けた方がお金稼げるし


大丈夫じゃない! と叫びたかったけれど、渋滞の合間をめぐって物売りをしている人たちはその様子を見て笑っていました。
こ、これは捕まる方が間抜けということなんでしょうか?

なんてこった、と思いながら歩き続けると、ふわふわと飛んでくるきれいな球体が目に入ってきました。
あら、きれい。どこから?と追っていると、物売りのお兄ちゃんがシャボン玉を吹いていたのです。
私のそばまで来て、ふわふわふわ。と吹いてくれて、にこっと笑ってくれました。
もちろん、シャボン玉を吹くおもちゃを売っているのですが、ふわふわと飛ぶシャボン玉を見ていると、なんだか心が和みました。


ねこ  日本なら絶対起きませんよ、こんな経験初めて
友人  ふふふ、ここはアフリカだからね♪
ねこ  ふふふ♪


さあ、今日もいちにち、生き抜いたぞー!
2017.04.19 Wed l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日はお昼に食べるものを紹介しますね。
ろう学校の近くにある、藁ぶきの屋根の下で営業しているレストランでいただきました。
写真はフトゥと呼ばれるバナナを棒でつぶして大きな団子状にしたもの(味はそんなにバナナバナナしていません、ほんのり甘い感じ)と、シチューです。
これで1000セファ(200円)。

シチューのソースは、ヤシ油やピーナッツで作られていて、具は牛や魚を選ぶことができます。
日本では鶏肉が安く、牛肉が高いイメージですが、こちらでは鶏肉が一番高いのです。
どうしてかわかりますか? 

鶏肉はニワトリさん一羽あたり取れる肉の量が少ないでしょう。
だから、高いのです。となると、一番安いのは?
体積が大きな動物は牛ですね。牛が一番安いのです。

ニワトリさんはその辺を走っていますが、これは産卵用なのかな。
鶏肉を買う人は、マーケットでニワトリさんをしめたものを買って、足をつかんでぶら下げて帰る感じ。
羊も生きたままマーケットで一頭売りされています。
さばくのは自分なんだろうなと思います。
牛はまだ見たことがないけれども、おいしい自然の草を食んで育ったんだろうなあと想像できます。

シチューには、ごろっと牛肉が入っているのが分かるでしょうか。
夜の焼き肉用の肉っていう感じではなく、スジ肉のところがトロトロになっています。
もう贅沢ですよね。

フトゥだけでなく、コメも選べます。
コートジボワール人はフトゥを食べるよりも、コメを食べている人が多かったです。
日本人としては、コメと言うとおかしいですね、「ごはん」でしょうか。
でも、フトゥもこちらでは「ごはん」なのですよ。
「ごはん」イコール「コメ」というのはやはり日本だけで通じる言語運用かも。

これをお昼に食べると、晩はもうパンだけで大丈夫。
私は朝と夜はアボカドサンドで、玉ねぎやオリーブも加わってバージョンアップしています。
パパイヤやマンゴー、バナナは熟したものが豊富にストリートマーケットで売られているので、気分に合わせて食べています。
今日はマンゴーを3個ひと山200セファ(40円)で仕入れてきました。

おなかの調子はまだまだです。
カメルーンにいた時と違うのは、このおなかの調子でしょうか。
カメルーンではプランテンと呼ばれる料理用バナナを揚げたりゆでたりして食べるのですが、ンドレと呼ばれる草の煮込みと合っていて、おなかの調子は完ぺきだったのです。
ごっそりデトックスされて、健康的に痩せました。


ねこ  おなかにいいンドレが食べたい、プランテンが食べたい
かめ  ンドレはここには無いな
ねこ  カメルーン人いないの? いるでしょ、近いんだから
かめ  近いったって飛行機だよ


カメルーン飯は最高でした。
それが私の初のアフリカ飯だったので、おなかに良い食べ物がある!というイメージを持っていました。
コートジボワール飯は、おいしいのにおなかに合わないので、もし初のアフリカ飯がコートジボワールだったら、私の印象もまた違ってきたことでしょう。

とりあえず、アレルギー薬(タリオン)を毎日1錠はカバンに入れて、じんましんが出たら飲むようにしています。
いまのところ、ヤシ油のシチューと、魚でアレルギー(肌にぶつぶつのじんましん)が出ました。
私のおなかと相性のいいバナナのフトゥ(写真)は、昼ご飯にしか食べないそうです。
ホテルの近くにはフトゥを出している店がないので、ろう学校の近くの藁ぶきのお店を行きつけにして食べようと思います。

こうやって書いていて、お店の名前があれば短くかけていいなと思いました。
たいていのストリートマーケットにはお店の名前はないです。
パラソルやトタン屋根、バラック小屋で商品をあるだけ並べて売っている感じなので。
もしかしたら、地元の人は経営者の名前で〇〇の店、みたいな言い方をしているかもしれませんね。
ここでは「藁ぶきレストラン」としておきましょうか。
次に「藁ぶきレストラン」に行くときは、アラシッド(ピーナッツ)ソースのシチューにしてみたいと思います。


2017.04.18 Tue l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日の写真は、借りたかったけれど借りれなかったアパートです。
どう、すてきでしょ?
セレブなココディやプラトー地区ではないけれど、私たちのいるエリアにも、セキュリティのしっかりしているところがあるんです。

狙っていたこのアパートなんですが、なんと、最終書類を大家さんに差し入れた段階で、入居を断られてしまいました。
理由としては、コートジボワール人に貸したいそうです。
後日、この話を日本関係機関の人に伝えると、「ええっ、断られたんですか? 日本人が断られるなんて初耳です!」と驚かれていました。

でも、Yくんは諦観した表情で「聞こえない人が嫌なのかもしれない」と、自分の経験を話してくれました。
Yくん自身、手話で話をしているところに家の持ち主が到着し、手話を見た瞬間、家は貸せないと言われたそうです。
理由を尋ねても、「聞こえない人は嫌」とは表立っては言われず、ただ「貸せない」と言われるばかりだったそうです。
日本の状況もそれに近いところがあるのですが、ある意味、陰湿ですね。
私も神奈川で家を借りようとして、断られました。

もしかしたら、私たちはアビジャンで不動産賃貸を断られた初の日本人かもしれません。
ろうの友人や通訳者も一様に憤ってくれました。
憤ってくれても状況は変わらないのですが、後日、別ルートからさらに衝撃的な情報を得ました。
それは、「敷金は返ってこないことが多い、それで被害にあった日本人が何人もいる」らしい、という話です。
敷金が全額返ってこないんですか、それは想像もしなかったです。
ココディやプラトーエリアで、例えば家賃15万円として6か月分を敷礼で払うと、90万円じゃないですか。
それを全額ぼられるとすると、いくら日本人でも高額すぎるし、悔しいですよね。

契約書を作っても、単なる紙なので履行されないケースが多いということでした。
単なる紙だからと履行されない「契約」。
契約社会のアメリカとは真逆の世界。
もうどうしたらいいのかわからない。

家はまだ決まっていません。
このまま月15万円のホテルに泊まり続けるのか。
電気調理器を買ってのホテル住まいも勧められましたが、厳しいなと思っています。

私は聞こえない人。
そして、コートジボワールでは、聞こえない人の社会認知はまだまだ進んでいないのが正直なところ。
ブラン(白人)と呼ばれる日本人という「印籠」(というものがあるとすればですが)は通用しませんでした。
テラスもあって、きれいなアパートで、隣はモロッコ人(大家の希望するコートジボワール人ではないですよ)が住んでいるという物件だったのに、ここにしようと決めていたのに、本当に残念です。

ただ、その日はすぐに別の恐怖が私を襲いました。
物件のオーナーから断られたという日は、契約の最終手続きをしようということで敷金や礼金、家賃に相当する額をユーロからセファに換金していて、それは一般の人の月収の何倍もする額だということに気づきました。
そして、オーナーが受諾しなかったという連絡がきたときは、私たちはまだホテルには戻っていなかったのです。

不動産ディーラーは、私たちが今日はセファで大金を持ち歩いていることを知っています。
もし悪い人だったなら、あのブラン(白人)を襲えと指示すれば、どうなるのか。
この地区でブラン(白人)はほとんど見かけないのですから、遠目にもわかるはず。

断られた直後に、憤り、慰め、聞こえない立場で苦労した経験を共有しあっている中で、襲われるかもしれない危機に気づいた私は、恐怖感でいっぱいになりました。


ねこ  あのう、私、今すごく怖い!
かめ  何が怖いの?
ねこ  私たち今日、大金持ってるでしょ?
かめ  だって、払うつもりだったからね
仲間  大丈夫、また次の家を見つけて払えばいいよ、見に行こう!


そうじゃなくて!


ねこ  大金を持っている情報があのディーラーから悪い人たちに伝わったらどうする?
     私たち襲われるんじゃないの? 
全員  ・・・・(!!!)


相談して、その日は赤色のタクシーを貸し切りで交渉して、Lくんが同乗してくれてまっすぐホテルに向かいました。
普段は相乗りで500セファ(100円)で戻れる道のりですが、4倍以上のお金を払って貸し切って直行してもらいました。
そういう交渉をしてもらえたのも、仲間だからこそです。
しばらくして落ち着いたので書けますが、あの日は本当に本当に怖かったです。

それでも、あきらめないぞ。
プラトーやココディ地区には住まない。
ろう者が活動する、この地区に暮らします。

私たちの住まいが決まるよう、応援の「いいね!」をお願いします♪


2017.04.17 Mon l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
最近になってコートジボワール関係のブログやホームページを探してみたところ、政治が好きでアフリカにはまっている人とか、文化が好きでアフリカにはまっている人とかが書いている専門的なサイトをいくつか見つけました。
私はことさらアフリカ大好きな人(例えば研究者とかはそうですよね)ではないですし、このブログで政治的なことを語りたいわけでもないです。

多くの国が集まっているからこそ「アフリカ大陸」であり、それぞれの国が豊かな側面をもっているのに、すべての「アフリカ」の国で人は裸で踊っているとか、未開の地であるとか、世界の最貧国が集まっているとか、支援が必要な発展途上国であるとかのステレオタイプの固定観念を払拭できればと思って、普通に生活している立場で書こうと思っています。

そういう意味では、日本で広まっている「アフリカ」の手話に付け足される(複合語的にあらわされる)いくつかの表現はやめた方がいいと思うものがあります。
例えば、鼻輪を表すとか、裸で踊るとかです。
そういう習慣のある部族も存在するので、鼻輪の表現自体が悪いと言っているのではないですよ。
特定の部族の特徴ではなくて、「アフリカ」とひとくくりにして言うときに使われると小ばかにしている印象がするし、そういうステレオタイプの印象を持っている人には大都市のアビジャンの経済成長を見てほしいと思います。
というわけで、きょうの写真はココディにあるJICAのオフィスから見せてもらった、経済成長を遂げている地区です。
どうでしょう? 高層ビルが立ち並ぶ一角には日本大使館もあります。

ちなみに、「アフリカ」を表す手話は、現地では指文字のAの甲を外側に向けて、顔の位置でぐるっと丸く回します。
アメリカ手話では、指文字のAの甲を内側に向けて、指を開きながらアフリカ大陸の形を作って下側で指を閉じるのですが、この手話は現地では使われていません。
日本手話では、指文字のAをひたいから下におろしながら指先を下に向けて開く手話がありますが、あれは何を表しているんでしょうか。
私は日本手話の「アフリカ」を使う前にアメリカ手話の「アフリカ」を覚えたので、アメリカ手話でしか表したことが無く、あれは何だろうなと気になっています。
国名については、現地の手話を採用する方向になってきているので、「指文字のAのの甲を外に向けて、顔の位置でぐるっと丸く回す」手話をぜひ使うようにしてください。

先の記事で書いた補聴器の支援についてもそうですが、西側諸国、先進国諸国が進んでいると信じているものが、果たして豊かさにつながるものであるのか、様々な角度から検証したほうがいいと思います。
「アフリカ」は貧困の象徴であるかのように語られているけれども、本当に貧困なのでしょうか。
私が初めて訪れたカメルーンやガーナにつづき、コートジボワールで感じたことは、何を貧困とするかの定義によるのではないかと感じています。

たとえば、月収2万円である、だから貧しいと言えるのかどうかです。
以前に日本のテレビ番組で「1日100円以下で暮らしている人が多い最貧国です」というような説明をしていたのですが、バナナやヤシの実、マンゴーがそこら中になっていて、食べ物はある、というようなとき、果たして貧しいのかな?と思うことがあります。
パソコンがない、携帯がない、テレビがない、だから貧しいのでしょうか。
藁や木の枝で作った家ばかりだから貧しいです、という紹介を見た時も感じました。
家を藁や木の枝で作ったらいけないのでしょうか。
コンクリートの家のほうが立派なのでしょうか。
熱帯なのにコンクリートの家にしたらべらぼうに暑苦しいに決まっています。
日本でもマンションができてコンクリートの建物になって熱がこもるようになったからエアコンが必要になり、普及したんですよ。
ましてや熱帯、エアコンを買えない庶民を殺す気かと言いたくなります。
現地の状況に合わせて作っているんだということがなぜ分からないのでしょうか。

支援関係では、例えばパソコンを寄付することが割とわかりやすいケースだと思うのですが、パソコンを寄付しても従量制のインターネットの代金が高くて導入できずにいるとか、パソコンはあるけれどもトイレは使えないとか、なんだかおかしいなと思うんですよ。

ろう学校にあるパソコンも、現地の電話会社が寄付してくれたらしいのですが、使っていませんでした。
パソコンの電源を入れていなくても普通に部屋の蛍光灯が停電するというか、通電が飛ぶことがあるんです。
大都市アビジャンであっても、雨が降ったらインターネットがつながらなくなるし、停電もしょっちゅう。
パソコンの電源を何台も一度に入れたら電気が飛びそう…というのは、容易に想像ができます。

先生の言い方としては
「高くてもったいないし壊したら困るから、生徒の練習には使わない。生徒には教室で紙で教える」
ということでしたが、うむ、確かにパソコンは寄付されて何台も学校にあるんだけれども、実際に使えてないということなんです。

トイレはというと紙がない、水は流れない、水洗がつながっている管からは盛大に水漏れしている、そんな感じです。
インフラが整っていないんです。
衛生を考えたら、物的支援というのであればパソコンよりトイレをちゃんとするほうが大事ではないでしょうか。

単に物を提供する支援ではなくて、現地の人が自分たちで何かができるようにするという、エンパワーメントの支援のほうがいいのじゃないかな、とアフリカ初訪問のカメルーンで思うようになりました。

WOCAL8で発表したYくんが初めて日本に来たのは、JICAの研修生としてでした。
YくんはJICAの研修で、当事者が社会の啓発運動にかかわることに目覚めたそうです。
そして、帰国してすぐNGOを結成し、現在までさまざまな啓発活動を精力的に展開してきました。
そこには、手話の本や辞書を作り、普及することが含まれています。
こうした人的支援が花を開き実を結び、社会変革につながることを、先日、NGOの主催するワークショップに参加して実感しました。
このワークショップのことやNGOの活動のことは、いずれ整理してご紹介したいと思います。


2017.04.16 Sun l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
写真は、冷房の効いたスーパーで見つけたコートジボワールのコスメグッズです。
「冷房」ってわざわざ書くところがポイントですからね。

そろそろと持参してきた携帯用のシャンプーがなくなってきたので、買ってきました。
昔の日本みたいに、リンスインシャンプーが流行っている感じでした。
写真にはいろいろと写しこんでみました。

左にあるのが、オリーブのリンスインシャンプー。600セファ(120円)。
右にあるのが、スクラブで洗顔するもの。500セファぐらい(100円)。
その後ろにあるのは、ピーナッツの瓶詰め。1500セファぐらい(300円)。
フランスの「笑う牛」ブランドのチーズも写真に入れておきました。
ほら、この赤い牛のデザインのチーズ、見たことあるでしょ?
以上、スーパー価格。
ほかにストリートマーケットでバナナを2本、100セファ(20円)で仕入れてきました。


ねこ  これ良さそう! 何て書いてあるのかな? これは洗うやつ? 塗るやつ?
かめ  コスメ関係のフランス語はわかりません…
ねこ  わからんのかい…
かめ  帰ってから辞書で調べたら、勉強、勉強♪


帰ってから一休みして辞書を出してきてさあ引くぞと勉強態勢に入ったら、なんと英語表記もあるじゃないですか。
ああ、スクラブ洗顔ね。思った通りだわ、なんて負け惜しみのようなことを言いつつ、さっそく使ってみました。

なかなかいい感じです!
油ぎとぎとの顔がつるつるになります! 
材料を見ても自然のものを使っていて、メイド イン コートジボワール!

ここは熱帯のコートジボワール。
日本の8月のめちゃくちゃ暑い日が1年中続く感じで、空気もじっとりとしています。
1日、タクシーに乗って出かけるだけでくたくた、脳が焼けている感じで、帰宅したらすぐさま水シャワーしてぎとぎと感を落とし、ごろんと寝て休んでしまいます。

街には日本でいうスタバのようなこじゃれたカフェもなく、レストランはあるにはあるのですが、冷房は無し。
ハエがぶんぶん飛んでいるストリートの青空レストランから、現地ではまあまあ高級な部類に入る外国人経営(レバノン人とか)のレストランがあったりしますが、売っているものが高いだけでハエが飛んでいることには変わりません。

後日に改めて書きますが、私たちがいる地区は庶民的なところで、一般的な労働者階級のいる街なんです。
なので、冷房のある店は少ないし、家賃も現地の人なら5万セファ(1万円)ぐらいからありそうな賃貸情報を見つけられるようなところなのですが、アビジャンは大きな都市。
外国人投資や政府機関が入るところ、大学などは、プラトーやココディというセレブな街にあって、赤のタクシーで30分ぐらい走ると別の世界に出ます。

プラトーやココディには、フランス資本のレストランもあって、フランスでは赤いカバのマークで有名なカバのレストランもあります。
「笑う牛」シリーズのチーズの牛も赤色でしたが、カバも赤色なんて、フランス人は赤が好きなのでしょうかね。

そこなら冷房も効いていることでしょうし、日本の紀伊国屋に負けないレベルの立派な本屋さんもあります。
高層ビルと呼べるものが建っていて、梁の通ってないコンクリブロックではなく、近代建築と呼べる技術を駆使しているのでしょう。
一帯のストリートには、そんなにごみは落ちていません。

そこのエリアの家賃が15万円~26万円ぐらいするんですよ。
私がココディで見た物件が実際に26万円だったので、経済格差が異常なぐらいおかしいです。
コートジボワールの国家公務員月収が2万円ぐらいなのに、15万円の家賃を払うようなレベルのブラン(白人)に対してどういう感情をだくのか、やっぱりそこは考えてみたいところというか、意識していきたいところだと思います。

でも、私はやっぱり日本育ち。
こちらに来てから体の節々は痛いし、おなかの具合は悪いし、毎日脳が焼けている感じがして、水も2リットルのペットボトルを飲み干すほど汗だらだらで、摂取した水はトイレに行くことがないぐらいに汗になって出て行ってしまいます。
まだ1週間ほどなのに、正直言って、冷房のきいたところで、おいしいコーヒーを飲んで休みたいな、と思うことがあります。

慢性的に疲れてくるって、こういうことなんだなあと思いました。
だんだん食欲もなくなってきて、正直なところ1日2食でいい感じだし。
気持ちは元気なのですが、食欲が落ちていて、初アフリカだったカメルーンの時とは大違いです。

というわけで、気分転換にエステを意識してコスメグッズを買ってみました。
今回は買ってないけれど、アボカドオイルの小瓶が1500セファ(300円)ぐらい、よく日本のヘアサロンで聞くアルガンオイル(モロッカンオイル)が2000セファ(400円)ぐらいで売っていました。
アルガンオイルって、日本だと高級品じゃないですか?
めざせ、アフリカン・ビューティ! 
おなかはそのうち落ち着くと言われているので、気合いで乗り切るぞ。



2017.04.15 Sat l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
今日の写真は、聾学校の前に残置された車の写真です。
こういう車が学校の前にあったりしたら、日本だと大騒ぎになるというか、おかしな事件でもあったのではないかと心配になりますよね。

暮らして1週間ほどになりますが、ストリートでは基本的に清掃がなっていません。
悪いことは書きたくないのですが、公衆衛生については、一般の人はそういう教育をされていないのだろうと思います。
何かを食べるときに袋や包装を開ける、それを道にぽいっと捨てる、というありさまなので、ストリートはごみであふれています。
ゆくゆくは教育に衛生管理が加わって不衛生ゆえに起こる病気も減ってくるといいなぁと思います。

生活のごみだけでなく、産業廃棄物もあふれていて、その合間にバラック小屋みたいなストリートマーケットが混在し、到着して数日は圧倒されてしまっていました。
でも、ごったまぜ状態が当たり前になると、だんだんめずらしくなくなってしまい、この車も風景に紛れ込んでしまいそうになってきました。
その前にシャッターを切って、アップしておこうと思います。

今日は車の話を中心に、書いていこうと思います。
アビジャンは人が多く、外に出ると3メートルとあけずに人とすれ違います。
いたるところに人がいて、人口が爆発的にとまではいわないのでしょうが、統計は見ていませんがとにかく人が多いという印象を受けます。

そして、ここは車ファーストの世界なんですよ。
そして、道路には普通、信号がありません。

信号がないということは、行け行けどんどんで、「わが道、俺の道」精神でぶっこんだ者勝ちのような運転をしている人が多いです。
日本だと1台ずつ、一列に並んで走るような幅の道でも2~3車線ぐらいになる感じで、縦横無尽に、もう何でもありの世界。
車同士のクラクションも鳴りまくりですが、運転手の怒鳴り声も交差しています。
それも、通行している人に対して怒鳴りつけているのには驚きました。
ひかれそうになった歩いている人ももちろん負けていなくて、お互いに怒鳴りあっている感じです。

WOCAL8で日本に来たYくんは、
「日本は歩く人ファーストでしょう。でも、アビジャンでは車ファーストだから気を付けてね」
と笑っていましたが、笑いごとではない状況があって、人が目の前を横切ろうと歩いていても車がじゃんじゃんぶっこんで来るので、非常に危険な場面を何度も見てきました。
最近も、ろう者がひかれてけがをしたということです。

車は中古でも日本と同じぐらいの値段です。
トヨタがやはり人気があるのですが、中古でも60万円ぐらいすると言っていました。
人々の月給について、ろう学校の先生と手話通訳のLくんの話を総合するに、私の想定よりずいぶん低いことが分かりました。
ふたりの数字が食い違うところもあるのですが、電卓の操作が正確そうに見えたLくんの話をもとに記します。
大学を卒業していない人の場合でだいたい16,000円、大学を卒業していれば20,000円ぐらい。
ろう学校の先生で若い人なら20,000円ぐらい。
公務員の生活でも楽ではないということでした。
ろう学校を卒業したろう者の多くは大学には行きません。
それは日本もある程度、似たような状況だと思うのですが(私の感覚では一般的なろう学校の場合、1割が大学に進学するというイメージです。聞こえる人よりは割合は低いでしょう)、それよりさらに低い割合だと思います。

月給2万円ぐらいの人が60万円の車を買うのは、とても厳しいと思います。
そして、日本のようにローンで買う制度がなくて、一括現金払いだとか。
車を持つということは富の象徴であり、一般大衆には夢のような話なのかも知れません。

一般大衆には夢の車、それなのになぜ渋滞しているのでしょうか。
それは、タクシーが多いからなのです。
人々の足として、乗り合い制度のタクシーが充実しています。
私たちのいる地区は青のタクシーで、地区内の乗り合いが許されていますが、赤のタクシーもあって、これは地区間を超えるときに乗るものです。

通常は地区内で青のタクシーを止めて、行き先を言って、乗っていいのかダメなのかを教えてもらいます。
これがなかなか捕まらない。

かめ  ここは5人乗りを守ってるね、カメルーンでは6人乗りだったけど
ねこ  ああ、ヤウンデでは6人乗りだったね
かめ  前の席に運転手合わせて3人乗ったりして
ねこ  そうそう、若かったからできたけど


なんて笑いあってタクシーを待っていましたが、なかなか乗せてくれるタクシーが来ない日もあります。
もう30分ぐらい待ち続けてやっと乗れたということもありました。
乗ったら、聞こえる人は「ぼんじゅーる」とか「ぼんそわー」とあいさつするらしいです。
料金はというと、だいたい100セファ(20円)から250セファ(50円)ぐらいで、まさに庶民の足。

地区を超えて乗るときは、赤のタクシーで、これは外国人はぼられます。
ぼられると言っても500セファ高いぐらいなのですが、Lくんと一緒だと2500セファ(500円)で行けたところが、3000セファ(600円)もしてしまいました。
100円高いぐらいで悔しがって粘って乗せてくれるタクシーが来るまで待つとしても、通りはものすごく暑くて汗がだらだらたれてきて消耗するので、体のほうが参ってしまいそうです。

私はまだ一人でタクシーに乗る自信がありません。
決まった場所に行くときなどに、行き先を書いた紙を持って、一度練習してみようと思います。
昼間のアビジャンでは大丈夫だと思いますが、ナイジェリアでは白人の研究者が空港からタクシーに乗ったらそのまま拉致されて殺されたという話を以前聞いたことがあります。
今朝のニュースでは、アビジャンでも過去に白人のフランス人が高級ホテルから拉致されたか何かで行方不明になった事件のことが報道されていました(裁判で判決が出たらしい)。

物騒なこともありえるので、タクシーの運賃にしても変に粘って価格交渉をして、「何コイツ、ブラン(白人)のくせに。しめてやる」と殺されてもかなわないので、ここは鷹揚に100円アップのブラン(白人)料金を払っておこうと思います。

2017.04.14 Fri l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。
写真は昼間にレストランに入り撮影したアティエケです。
おかずは鶏を焼いたもの。ここ辺りはどこも炭焼きなのでおいしいですよ。
キャッサバを原料に作った米粒以下のぽろぽろしたものがビニールに入っていて100セファ(20円)。
現地の人たちはこれを晩御飯に食べます。
少し酸味があって、私はふつうにおいしいと思うのですが、現地の人たちはキャッサバはヤム芋が採れない時期に仕方なくとまでは言わないけど、ヤム芋に足りない分のキャッサバを混ぜて量をふやして食べるなどする扱いで、芋の中でもランクが下なようです。

キャッサバというのは英語で、フランス語では別の表現だそうです。
となると、現地の人たちも当然、キャッサバとは言わないようです。
ただ、今のところ、アティエケという加工品を買う機会はあってもキャッサバ(芋)を買う機会はないので言葉として使う機会はありません。

さて、今日から少し、アフリカ飯とアフリカでの食材事情を書いてみたいと思います。
街のストリートで道売りしているマーケットがあって、その雰囲気はまるで韓国の市場のようにごった返しています。
食べ物に関しては、外国人相手でもぼらないみたいで、ふっかけてはきません。

フランスから輸入されてくる食べ物もあって、スーパーで売られています。
日本のイメージに近いスーパーは、ところどころにあって、ちゃんとコンクリートの屋根があって四角の箱が店になっていて、ガラスのドアもついていて、冷房もきいてます。
というふうに説明をわざわざ日本語で書いていると、そういうお店がめずらしくて高級な場所という感が伝わるかな。

パン屋さんもあって、日本でいうフランスパンが1本125セファ(25円)、クロワッサン1個がなぜか高くて200セファ(40円)。
クロワッサンを買いたいというと「ぜいたく!」と言われてしまいました。
私がよく行くパン屋さんは、スーパーに隣接していて、お兄ちゃんが売っています。(このパン屋さんにお姉ちゃんはいない)
そして、スーパーにも卸しています。
お店に行くと、お兄ちゃんが「やあ、来たね!」って感じで私と手をパン!と合わせてたたいてくれます。
私も「ぼんじゅーる!」「ぼんそわー!」とあいさつして、(あれちょうだい)と指さしで注文して、ありがとう、また明日ね!と帰ります。
パンは紙袋に入れてくれているのですが、3分の1ぐらいがはみ出ていて、裸の状態です。
それを抱えて帰ります。生活してる感があって、かっこいいでしょ?
ここのお兄ちゃんは陽気で好きだなあ。

スーパーの入り口にいるセキュリティのお兄ちゃんもいい人で、「ぼんじゅーる!」「ぼんそわー!」とあいさつできます。
にこにこしていて、買い物したら荷物を詰めてくれます。
スーパーでの価格はというと、塩とかの瓶詰の調味料が2000セファ(400円)ぐらい。
概して調味料が高いです。
缶ビールが500(100円)セファぐらい。小さなヨーグルトが300セファ(60円)ぐらい。
ピーナッツやカシューナッツを詰めたものが1500セファ(300円)ぐらい。
チーズはフランスからの輸入で一番安い「笑う牛」のブランドが1000セファ(200円)ぐらい。
「笑う牛」ブランドは日本でも売っています。赤い牛が笑っているデザインで、みなさんも見たことがあるかも。
歯磨き粉は2000セファ(400円)ぐらい。
こうやって書いているとすごく高いな、という感じがします。
お金でいうと1000セファはお札なので、札(束)が飛んでいく感じ。

私はたいていパンを買った後、ストリートに戻り、アボカドを買います。
ストリートでは100セファ(20円)からの売りで、例えばアティエケが買えます。
アボカドは日本のイメージでのサイズで100セファ(20円)、現地でいう通常のサイズ(日本で売っている大きい方ぐらい)で200セファ(40円)で、片手でわしづかみするイメージです。
ちょっと大きいので、アボカドかどうかわからなかったぐらいです。

アボカドは木があって、そこらじゅうにあるらしく、とても安いですし、熟したものをいただけます。
現地入りして私はずっと、パン(フランスパン)にマヨネーズ(1瓶1500セファ、300円ぐらい)を塗り、アボカドをマッシュして塩とマヨネーズで味をつけ、ペースト状にしてパンを割ったところに厚~く塗りたくり、がぶっとかじりついています。
アボカド好きの(特に女子)のみなさん、うらやましいでしょう? 贅沢でしょう?
ここにいる間、毎日アボカドを食べるつもりですよ。


かめ  ここにボイルしたエビがあればね! 
ねこ  エビとアボカサンドね♪ でも、エビはないよねえ
かめ  エアーで! イメージで! ほら、こんなにプリッとしたエビが!
ねこ  うあああ、エビ!


というエアー漫才をしている私たちです。
(改めて文字にすると、あほな会話しているなあと思いますがリアル再現)


マンゴーやパパイヤも熟したものが200セファ(40円)ぐらいです。
これだけで毎日、本当に贅沢ですよ。
ということで、今朝ももちろん!これから朝ですが、アボカドサンドをいただきます!
ぼなぺてぃ!(食事をするときのあいさつ)





2017.04.13 Thu l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、アビジャンからです。

今日は、聾学校のことを書こうと思います。
写真は、じゃじゃーんと聾学校(アップできていれば)!

聾学校は生徒は200人ぐらいいるそうです。
日本と違うところは、だれも補聴器をしていないことです。
だから、みんな手話です。

もうそこが本当にいいところなんだよなあ、と私は思います。
もし日本に生まれていたら難聴になるのかなあと思うような人もいるのですが、ここでは共通言語は手話ということでブレていません。その状況は、カメルーンやガーナでも同じでした。

アフリカに補聴器を送ろう!という話を日本で聞いたことがありますが、ここは熱帯で、アスファルト舗装のされていない道からは赤土がもうもうと舞うようなところ。
スコールも多く、補聴器にとってはとても過酷な条件だと思います。

それに、フィッティングに聴力検査をしないといけませんがその機械がないです。
機械代、だれが払いますか。
機械を使うためにはおそらく、電力を消費するでしょう。
電気代、だれが払いますか。
そういうインフラ的な課題もあって、補聴器は浸透しないんじゃないかな、と思うのですが、それが逆に、聞こえない人たちの間を分断しないで結束を高めているという感じがします。

口話か手話かじゃない。
口話は、生きるためのひとつの手段で、できるに超したことはない。
口話は、みんなやってます。
それ(やっている)ことを否定しないし、口話という言い方もない。

私たちも、しているでしょ。
口話をぜんぜんしない、ろう者っているのかな?
裏表なく、潔くていいなあ。

ひとつ驚いたこと。
学校に手話通訳者がいるんです。
それも、非常勤とかじゃなくて、公務員として常勤で採用されているんです。

その雇用までの経緯や、政府の予算配分のための理解度がどうこうというようなことは、私は深くは知らないのでここでは語りません。
日本とは状況が違うので、簡単には「すばらしい」で終われないようなのですが、とにかく、いるんですよ、手話通訳者が。
すでに「いる」ということがすばらしいと思いませんか?

日本ではどうでしょう?
神奈川県に続き、埼玉県の県立ろう学校2校も手話通訳者を雇用するようになりましたが、それでも扱いは非常勤です。
手話通訳者が公務員として常勤で学校に雇用されているというところは、皆無ではないですか。

ろう学校だからこそ、一般社会よりも聞こえない人が関わり、働いています。
聞こえない人たちが発信し、対等に話し、議論していくためには、声を出せる、出せないに関わらず、手話通訳は絶対に必要なんです。
今の日本では、ろうの先生の多くは聞こえる先生の善意に感謝しながらも、対等に発信できずにいることが本当に多いんです。
聞こえる先生もその課題を感じつつも、自身が手話通訳をしなければならないというのが現状です。

コートジボワールでは、そんな当たり前のハードルをやすやすと超えてしまうなんて、本当にすごくないですか?
ここには、聞こえる先生が通訳したらいいというような発想はありません。
先生は先生であり、通訳は通訳であるという住み分けがすでに成立しています。
手話通訳のLくん曰く、地域でメインストリームする子どもたちのためにも通訳に行く、とのことでした。
すばらしい! 日本がまだ越えられないでいるハードルを超えてしまっているんですよ。

ただ、手話通訳の資格制度はないということでした。
でも、通訳の様子を見ていると、本当に完璧ですね。
リアルタイムでばーっと通訳していける。
通訳を通してではないみたいに、流ちょうに話すことができています。

人材が先、制度が後。
日本も、かつてはそうでした(だったはずです)。
制度が、基準が、と動き出すと、基準ぎりぎりでそんなにうまくない人も出てきます。
手話ができるからやるんじゃなくて、手話を勉強してからやるというような。

そもそも、言語と言うのは本来、学校で「習得」するものじゃないんですね。
文法や歴史などは学校で「学習」や「研究」することができるけれども、運用は学校ではなかなか「習得」できない、使っていかないとできません。


ここで愚問を発してしまいました。


ねこ  どうして手話通訳が採用されているの?
Lくん  聞こえない人が働いているし、電話や会議の場面で必要だから


そ、そうだよね。その通りです、すみませんでした。


ねこ  なぜ、どうやって手話覚えたの?
Lくん  ろう者に出会って、手話を見て、通じ合いたいって思ってからだよ
    ろう協会、ろう社会に顔を出して、交流して身につけてきたんだ
    ぼくの人生は、ろう者と共にある


私のフランス語も同じような過程をたどるべきでした。
私はフランス語がまったくできないに等しいですが、実をいうと、大学でフランス語を第二外国語として専攻しました。
(これを書くのが実に恥ずかしい)
4月からフランス語圏で生活を始めてまだ数日ですが、単語レベルで拾うようになってきたことを実感しています。
フランスと中継しているテレビのテロップとか、かなり荒くではありますが理解できる瞬間が増えてきました。
まずはインプット!
使おうという意思があれば、少しずつ覚えられるはずです。がんばります!

2017.04.12 Wed l diary トラックバック (0) l top
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ぼんじゅーる、スマホなどの普及状況について書こうと思います。
今日の写真はうまくアップされていれば、木工店です。
木工のお店はたくさんあって、家具をリアル木で作っていて、本当に贅沢なんですよ。
日本みたいにベニヤ板を貼り合わせたような代物ではなく、リアル木!
こうしたところでは、ろう者もあちこちで働いているということでした。

日本からは友だちやビックカメラの店員さんの推奨で、SIMフリーのスマホを持参しました。
私が持ってきたのはFREETELのSIMフリーで、プリオリ4です。
私はフリーテルの回し者ではないですが、本当にいい仕事してる会社ですよ。
問い合わせがメールでできるし、聞こえない人にも使いやすい会社です。

使い方ですが、こちらでも通信会社(オレンジ社など)がSIMカードが売っているので、スマホのふたをカパッと開けて差し込むだけ。
それで使えるようになります。
月額プランとかはよくわかりません。
道端でSIMカードを売っているお兄ちゃんがいて、その人からカードを買います。
いろんなプランがあるとは思うのですが、1,000セファ(200円)でカードが買えました。
ただ、私たちは2回カードを買うはめになりました。
なぜかというあたりをこれから書いていきたいと思います。

最初に友だちが夫のリクエスト通りにカードを買っていてくれました。
それを差し込んで半日は使えていたのですが、急に通じなくなってしまいました。
いったん通じていたので、不思議です。
上限があるとしてもばんばん使いまくったわけでもないですし、なんでだろうと翌日、ショップに行くことになりました。

その道中で警察に車を止められました。
夫もコートジボワールでは初めてということでした。
私は気づかず、別の窓から写真を撮っていたのですが、「警察が来てるから写真撮らないほうがいいよ」と言われて、すぐスマホをカバンにしまいました。
私たちも「身分証明!」と言われて、パスポートを持ち歩いていてよかった!と思いました。


ねこ  パスポート携帯してて良かった! 持ってなかったらやばかったよね!
かめ  コートジボワールの警察は金銭を要求しない、本当にそのあたりは安心できる
ねこ  ・・・・(感動のポイントがすごいな)



さて、到着したハイソな地区のショップはまさしく、日本の携帯会社のショップと変わらない構え(コンクリートの白い天井とガラスのドアがある造り)でした。
ここから、最初の話では、政府の指導で最近ではSIMカードの購入と同時に個人情報を通信会社のオフィスで登録すれば使えるようになる、という話だった、という前提で進めていきます。

ショップでは日本でも1時間ぐらい待つと思うのですが、友人たちはイライラ。
あと6人も待たなきゃいけないよ、とぶつぶつ。
結局、友人たちが店員さんに「困ってるんだけどー!」的に店員さんに話しかけて、すぐ見てもらえることになりました。すばらしい交渉力!

しかし、です。
ショップのコンピューターが私たちの番号を追跡できないという理由で、とにかく難しいから新しいカードを買って差し込んだほうが早い、というのです。
日本ならこういうとき、最初に払ったお金返せということになると思いますが、それは不運だったねということでもう一度払うことになりました。
しかも、そのショップでは買うことができないらしく、また下町に1時間運転して戻りました。

ストリート売りのお兄ちゃん(お姉ちゃんはいません、お兄ちゃんだけです。どうやら機械関係は男性、食べ物関係は女性というふうに職業が性別で分けられている感がくっきり)からSIMカードを買い、交換の操作をしてもらい、電話を掛け合って通じることを確認し、はい、完了!となったのですが、あのう。
個人情報の登録をやらないと、また止まってしまうのでは?
政府の指導で個人情報を登録しなくちゃいけなかったのでは?


ねこ  個人情報登録するのはどうなったの?
かめ  もうしてあるんだって
ねこ  まだしてないじゃん
かめ  他人の情報が登録してあるんだって、今買ったのは中古らしい
ねこ  ・・・・(てきとうだな)


なにそれ、いいの? って感じですよね。
というわけで、他人の情報で登録されたSIMカードでスマホが使えるようになりました。
SIMカードの料金は2回分払いましたが。

通信料についてですが、これは従量制らしいです。
最初に500セファ(100円)つけてもらったのですが、すぐなくなりそうです。
ストリートに立っているお兄ちゃんをつかまえて、番号を伝えると追加チャージしてもらえるそうです。
なんだかよくわかりませんがそういうシステムみたい。

システムにいちいち納得してからでないと加入しないという人は、たぶん無理でしょう。
あんまりわからなくても、大らかに行け行け精神で進むことですね。
それがアビジャンで生きることだ、と感じました。
買って、壊れたらまた買う。
修理は、無し。
総じて、そういう世界だと思います。

ホテルでもそうで、便座はすぐ壊れるみたいで外れてて無いし(女性は困るよね、お尻が小さいとすぽんとはまってしまうかも)、タオル掛けも壊れて外れてます。
水道はぽたぽたと水滴がもれています。
トイレにおいてあるサンダルは、なぜか左右が違うものです。
カーテンもレールから外れています。
フックが壊れてしまって、レールのわっかに入ってないのです。
でも、だれも修理しませんし、新しいものに替えようともしません。
そういう習慣がないのか、大雑把に荒っぽく生きているという感じなんでしょう。
カーテンレールのフックは、私が直しておきました。

スマホは本当に必要な時に使おうと思います。緊急連絡用です。
英語ができる人が少ないので、ほとんど使えません。
ネットに接続してフランス語に自動翻訳して送ろうかなと思いましたが、それをやるとすごくお金がかかりそうです。
日本もスマホというか携帯が普及しだしたころ、ネット接続は従量制で高かったですよね。
なので、道に迷ったときやSOS専用に使おうと思います。

2017.04.11 Tue l diary トラックバック (0) l top
IMG_20170408_113152_201704092220411b3.jpg


ぼんじゅーる、今日はアビジャンの不動産のことを書きます。
写真はうまくアップされれば街中に貼られた賃貸広告の様子。
フランス語が読めなくても、数字は世界共通でしょう。
物件の値段だな、と思う数字を5で割ってください。それが毎月の家賃になります。

こちらの人がどのぐらいのお給料をもらっているのか、については、日本でもそうであるようにこちらでも明確な答えは得られません。
日本ではだいたい給料の30パーセントが家賃だとされているので、その計算式にあてはめるなら、5万円(労働者層)から15万円(公務員)ぐらいの範囲ではないでしょうか。
20円のアティケを1日100個売ったとして、20円×100個で2,000円、月に25日働いたとしてちょうど5万円。
ここにキャッサバの代金やビニール袋の代金は含まれていませんが、計算の根拠はこんな感じです。
以上、ねこ経済評論家の推測でした。


カーッと照りつける太陽が肌に痛く、まさに熱帯にいるだのと思わせられる晴れ模様というより、熱中症が心配なレベルの日差しのなか、だらだらと汗をたらしながら不動産を探しに行きました。
私たちのいるホテルは1泊5000円からのところなので、このまま滞在すると月15万円かかってしまいます。
なので、すぐ引っ越ししようと話をしていました。

幸いにも現地の友人たちが助けてくれ、できるだけ安全な地域を案内しようとしてくれているのが伝わってきました。
まずは大使館推奨エリアで、ヨーロッパ人(主にフランス人)が多く住まうセレブ地域に向かいました。
そこは、ほかの国と比較するなら、町並みでいうとアメリカの首都のワシントンDCの北東エリア(N.E.)に近い感じがします。
とある部屋を見ることができたのですが、エレベーターがついているアパートの家賃は、26万円!
部屋は日本によくある、普通に白い壁の、単なる箱みたいな感じです。
アフリカの香りがする部屋というのは、もっと木で作られていて、私たちが今いるホテルみたいに大きなソファに木の壁、木の天井で、きれいなタイルの床が張り巡らされていて、全然イメージが違うんですよ。
木の国、日本に育った日本人としては、ふんだんに木材が使われている部屋のほうがホッとします。

大使館レベルの職員なら住宅手当が付くらしいので、このようなセレブエリアでも家賃が払えるのだと思いますが、案内してくれた友人を含め私たちは全員、文字通り絶叫しました。
260,000(円)×5が現地通貨のセファになるのですが、掛け算をしてざっと1,300,000セファ!!
まず、この桁の数字が読めないです。
同じアビジャンの中にこれほどまでの格差があるのかと、愕然とする思いです。

また、このセレブ地区では、ろう者は活動していません。
ろう者の活動している地区までは、タクシーで40分~1時間(渋滞による)ぐらい離れたところにあるのです。
通りに出て赤色のタクシー(区間を超えて走るタクシーは赤色)を拾って通う気力も失ってしまいそうで、日々、ヨーロッパ風のスーパーに通い、ヨーロッパ人(注:現地の人たちは、経済投資や支援のために来る外国人を総称してヨーロッパ人と呼んでいます)とだけ交流する、引きこもりになってしまいそうな予感がしました。
ヨーロッパ人と交流するというのも、それが実際にできるのであればいいのですが、聞こえる世界だけに引きこもるのはとても孤独です。
私はここに来てから毎日手話を見て、手話で話をしているので、聞こえる世界というのは買い物と食事ぐらいなんです。


ねこ  この地区には住みたくない、イヤだ
かめ  なんで? 
ねこ  こんなところに住んだら間違いなく鬱になる
かめ  出た、言うと思った


もっと庶民的な地域で暮らしたい。
人々の息を感じて、地域のものを食べたい。


次に案内されたのは、ろう者の活動する地区までタクシーで20~30分ぐらいのところでした。
安全面から考えても外国人の私たちにはここぐらいが限界だろうという感じでした。
セキュリティのある地区で、公務員の友人がたくさん住んでいるというので、ここにしようかと思っています。

不動産のしきたりで敷金や礼金があるのは日本と同じです。
電気やガスが別払いなのも、基本的に日本と同じです。
違う点は、物件を案内してもらうたびに、業者さんに5,000セファを払わないといけないことでした。
5で割ると1,000円! 物件1つみたら1,000円払うんです。
主食のアティケが100セファ(20円)ですよ。ビールがレストラン価格で500~800セファ(100~160円)ですよ。
見学だけで5,000セファ(1,000円)は高くないですか? ビールが10本買えます!
現地に案内してカギを開けるだけでビールが10本買えるなんて、ウハウハな習慣ですよね。

実際に払ってみて思ったのは、なるほど、この方法ならあちこち見ないで即断即決になりやすいなということでした。
外観を見るのは自由なので、そこで気に入ったら電話して、業者を呼んで、運が良ければすぐ来てくれるという感じです。
ろう者の活動している地区の倍ぐらいの家賃だというのは確認済みです。
その地区のほうが近くて便利でいいのですが、どうしても勧めてくれません。
私たちは肌の色が違う外国人であり、セファに換金するためのユーロを持ち込んでいる身なので(注:セファはユーロから換金します、レート固定制)、ここあたりで手を打とうと思います。

もう一つ感じたことは、建築途中の家を見て思ったのですが、ブロックを積み上げているだけなんです。
ブロックって、日本でいうブロック壁のブロックですよ。
あれをひたすら積み上げている。もちろん、断面はセメントで接着してはありますが。
平屋ならまだしも、4階建てでもこれでやっちゃう。
私の観察する限り、ブロックの中に梁は通ってないようです。
ブロックを積むでしょ、ベランダみたいなでっぱりのところは、コンクリートが固まるまで支えてないとブロックが落ちて崩れるから、たくさんの竹で支えているんです。
支え方が悪くて下に少し傾くこともあるけど、固まってしまうから傾いたらそのまま。
ベランダはいつか老朽化したときに崩れ落ちるんじゃないかな、とひやひやしてしまいます。



ねこ  ブロック積み上げてるだけだ! 地震が来たら一発でぶっ壊れる(ガクブル)

かめ  何、怖いの? ここは地震が無いから大丈夫



そうでした。コートジボワールには地震はないのです。
プレートが地下に通ってないから。
そういえば、WOCAL8で日本に来たYくんは、震度3ぐらいの地震が起きた時にめちゃくちゃビビッて怖がっていたっけ。
いいですね。原発もないし、西アフリカに移住しませんか。
アビジャンではそこそこ良い地区で1400万円も出せば家が買えるみたいですよ。

これから一般的な家となると、停電もするし断水もするんだろうな。
ろうそく買っとかないといけないな。(どこに売ってるんだろう)
電池でつくLEDランプがほしいな。(高そうだな)
不動産探しをしながら、実際の生活状況に即した準備も考え始めた一日でした。

2017.04.10 Mon l diary トラックバック (0) l top

ぼんじゅーる、日曜の早朝にアビジャンからです。

※編集: アティケ→アティエケ  口の形からはどっちでも同じに見えますが違うそうで訂正

朝のコーヒー(日本から持ってきた)をいれながら、パソコンをいじっています。
今週には引っ越しもできそうです。
ただ、引っ越すとインターネットの環境がなくなるので、今のうちに書き溜めておいて…と思っています。
冒頭の写真は、不動産巡りをしているときに車の中からスマホで撮影したもので、私たちがいるエリアの近くの通りでバナナ売りのお店の風景です。
車を降りては、まだ街並みを撮影する勇気がありません(そういう雰囲気ではない)。

さて、今日は主な料理の話をしようと思います。
2日目の夜、ようやく暖かい晩御飯を食べに行きました。
まだ写真が撮れていないのですが、いつかアップしますね。
主食のアティエケというキャッサバを砕いてポロポロの米粒以下にしたものがビニール袋に入れて出されます。
イメージとしては日本のスーパーにあるロールの無料のビニール袋ですね。
お茶碗1杯分ぐらい入っているのが100セファ(20円)。

袋を破って、自分でお皿にいれて、手でこねて食べやすい大きさにまとめて口に放り込みます。
メインディッシュはというと、日本のタイみたいな魚があって、大きさによって値段は違うけれど正月の塩焼きのタイぐらいの大きさで2500セファ(500円)ぐらい。これを二人で分けます。

それを網でじっくり焼いて、途中で熱い油につけてサクッと揚げ、再び焼いて塩をふりかけたものがあります。
料理の名前はわかりませんが、魚を焼いている店は魚だけ、鶏を焼いている店は鶏だけ出すという感じです。
だいたいこの魚と鶏が路上レストランのメインかな。

魚は熱々ですが、これも手でほぐして食べます。
ようやくタンパク質摂取!!って感じで、本当においしかったです。
コートジボワールに来る人は、ハンドタオル持参必須ですよ。
汚れてしまうので、あまりかわいい柄とかは持ってこなくてもいいかもですね。
無地で、できたら色の濃いものがいいかな。

実は私、日本での送別会できれいな猫柄のハンカチをもらったのですが、きれいな柄を汚すのがもったいなくて、とても使えない。
ビールは今のところ3種類見ていて、Bockという銘柄をよく見かけます。
これが店によって値段が違うみたいで、アイヴォリーなんとかという銘柄が500セファ(100円)、Bockは800セファ(160円)。
算数が得意な人はもうお気づきだと思いますが、現地の通貨÷5が日本円の換算になります。
現地に入れば日本円に換算しないで生活すればいいだろう、という人もいるかと思いますが、いろんな物価を日本と比較して相対的に把握するためには必要な作業なので、お付き合いください。

で、熱々の魚に戻ります。
タイのように鋭い骨をよけながら、無我夢中で食べていました。
つけあわせは、玉ねぎの生スライスに何かの調味料をかけたもの。
これがおいしくて、でも右手ではうまくまとめられず、ぼろぼろこぼしながら口に運んでいたら、ぱっと一面が闇に。

そう、停電したんです。
以前にガーナやカメルーンにいた時も同じようにしょっちゅう停電していました。
でも、通りにある席を選んでいたので、車のライトや魚を揚げている火にてらされて食事を続けることができました。

ねこ  停電した!
かめ  しばらく待つしかないね
ねこ  そうだねー

周りの人ものんびり食事を続けていました。
でも、結局停電は回復しないで、初ディナーに初停電、西アフリカらしいなと思いながらそのままホテルに戻ることに。
ホテルは自家発電を持っているので、こうした停電にも対応できるようです。

ねこ  右手じゃアティエケうまく食べられない、でも左手は不浄だからだめなんだよね?
かめ  いいんじゃないの、怒る人もいないと思うよ

2回目のディナーでは、左手で食べました。
アティエケをうまくつかめて、うまくまとめられた!
やはり利き手というのは大事です。
異文化体験で思うのは、いろんな常識を覆せるということでしょうか。

食事は箸を使って
お茶碗をちゃんと手で持って
手づかみはだめ!

と育てられる私たちですが、場所が違えば真逆のことになるのです。

食事は手を使って
お皿はテーブルに置いて
スプーンやフォークはだめ!

おもしろいですね。
「こうすべき」という、しきたりや常識の強制力はどんなものか、見直すきっかけになると思います。
好きなように、好きなものを、おいしくいただきましょう。

2017.04.09 Sun l diary トラックバック (0) l top

アメリカのシリア空爆のニュースに心をいためています。
何の正義か知りませんが、アメリカにシリアの自治(あやういものだとしても)を侵害する権利があるのでしょうか。
59発のミサイルを落としたことは、テレビでも放映されています。
フランスやモスクワとカメラがつながっていて、プーチン大統領やフランス政府の動きが報道されています。
テレビには字幕はありませんが、URGETと赤のテロップが出ているので、緊急事態が起きたことは伝わってきます。


さて、ついに、熱帯のコートジボワールに到着しました!
イミグレーションのイメージは、EUとそれほど変わらない印象を受け、また、肌の色の違う外国人も想像よりは多く並んでいました。
パスポートを出したときに何かいろいろ聞かれるかなと思ったのですが、もうきちんと3か月(日本で発給できるMAXが3か月)のビザも取っていることですし、堂々と並んで提出したところ、写真を撮っただけで「はい、どうぞ」と通されました。
レーンで荷物を受け取り、ドアの外に出る前に本当はX線検査があるのですが、夜の到着で混みあってきたためか、係りの人が「もういいから持って行って!」という感じで免除してくれました。

また、アフリカ諸国の国によっては、係員が賄賂的なものを要求してきて、なかなか通さないこともあるらしいです。
私はカメルーンとガーナにも以前に行きましたが、まだそういう経験をしたことはないです。
コートジボワールの人たちは誇り高く、そうしたことはしないという教育を受けているためか、金銭を要求されたことは一度もないと夫は言っていました。

通関して外に出ると、2年前の京都WOCAL8で研究発表をしたYくんと再会しました!
迎えてくれたのは、Yくんと一緒に働くDくん、Jさんも一緒です。
サインネームはそれぞれの名前のアルファベット1文字を使うのです。
Dくんは「ボンソワー(こんばんは)」とわかりやすい口の動きもつけて挨拶してくれました。
読み取れたので、私も倣って「ボンソワー」と口を動かしながら挨拶したら、おっ、という感じで打ち解けました。

Jさんは若い女性で、手話を勉強している聞こえる人。大学では英語を専攻したそうです。
Jさんとはホテルに到着するまで手話でおしゃべりしました。
私に正確に伝えたいという気持ちでいっぱいなのか、コートジボワールの手話(50年ほど前にアメリカ手話から影響を受けて発展した手話+フランス語の口形)だけでなく、私の理解があやしいと見るや、英語に変換して英語を指文字で一生懸命表してくれました。

パリからの出発が荷物の関係だとかで1時間遅れたこともあり、一帯はすっかり夜。
肌の色の違う外国人は暮らしていないだろうという地域にあるものの、セキュリティの頑丈なホテルに投宿しています。
2部屋あり、キッチンつきでとてもきれいなのでこのままここに暮らしたいかなと思いました。
でも、二人で1泊5000円ぐらいするので、ひと月滞在するとホテル代だけで15万かかってしまいます。
車の中でJさんはずっと「家を借りるなら外国人がたくさんいるエリアにしたほうがいい」と言うのです。
ホテルは頑丈な、昔の日本の城の門並みの門に囲まれていて、出入りのたびにその門を開閉するので、セキュリティは万全だということはわかりますが、部屋を借りるとなるとまた違ってくるのでしょう。

ぐっすり眠り、今朝起きてこわごわ窓の外を見ると、鶏さんが走っていました。
写真を撮りたかったけれど、タイミングで鶏さんは行ってしまい、ずっと構えているのもおかしいので、こそっと手早く撮影しました。
街の雰囲気は観光気分で写真を撮るのは難しいと思うので、今はやめておきます。
ホテルにいる間はインターネットも細くですがつながっているようなので(断線することもよくあるそうですが)、できる間にまずは第一報としてホテルの窓から撮影した風景をアップロードしてみます。

あと、お願があります。私たちにメールをくださる方へ。
メールは簡潔に要件をまとめて1通に書いてください。写真とか添付は苦しいです。
このメールにも写真の添付がうまくいかなくて、重いです。
日本だと1~3秒ぐらいで添付されるのが30秒ぐらいかかるので、もしかしたらブログに写真はだめかもしれません。
過去のリプライの履歴が残ったメールも無駄に重いので困ります。
昔の日本のダイアルアップの時代のネット状況を想像してくれたらいいかなと思います。

では、これから朝ご飯を仕入れてきます! マーケットに何があるかな?
2017.04.07 Fri l diary トラックバック (0) l top
tulip

写真は、トランジットで泊まったところに咲いていたおもしろい形の花です。
世界中、どこにいても花というのは癒されますね。
何という名前の花なのでしょうね。

旅行というとひとまず大事なことは何でしょうか。
わたしにとっての一番は、食事です。
でも、EUは物価が高いと思います。
旧共産圏ならまだしも、先進国と言われる国では、駅の自販機でペットボトルの水を買おうとしたら、はい、2ユーロ(240円)。
水が高ければ食べ物はどうかというと、駅にセルフで買って食べる売店兼カフェテリアみたいな、ランク的にはレストランやファストフード以下のところがあったのですが(そういえばファストフード店は見当たらず)カップラーメンが約7ユーロ。×120円で840円です。
コンビニで売っているサラダのようなイメージのものが6ユーロ(720円)。
水が3ユーロ(自販機よりやや高い、場所代か。360円)。
イメージとして、バゲット(フランスパン)サンド、水、デザートで11ユーロ(1340円)。
テーブルがあって、紙のお皿じゃない陶器のお皿で、飲み物はグラスで、というスタイルで食事をしようとしたら、最低でも15ユーロ(1800円)。
コンビニでパンでもかじってようとなりますよね。
それが700円ぐらいということです。
まさにパンというほかない、というパン(サンドイッチじゃない普通のパン)で3ユーロ(360円)ぐらいです。

フランス語のほうは、やはり厳しいです。
でも、言語って囲まれて毎日見てたらピックアップしていくので大丈夫。
これまでの知識から、だいたいなんとなくわかるような気がしないでもないし。
問題は読み方です、全然わからない。例えば昨夜に直面したフランス語の例ですが、

なべっと ぺいあんて?(勝手読み)
5ゆーろ あ ら ぱーそねる?(こうだろうな)

文脈や状況で、一人5ユーロ払えというのはわかりました。
でも発音がわからないので慣れた英語の読みの法則で読むという、勝手読みをしてしまいます。
上に書いたのはまさにそれで(さらすのが恥)、つづりはまだ覚えられてない、でも次に同じ文字を見たらわかるという状態。
私は何か読み方がわからないと覚えられないし、記憶に残らないタイプの学習者なんです。
聞こえない人の中には、読み方は要らない、文字の形やつづりを見て覚えるという人もいます。
なので、聞こえないと音声が分からなくて大変ね、という思い込みはステレオタイプで危険なので、と釘をさしておきますね。
私の場合は、聞こえる人にとっては都合のいいというか、わかりやすいタイプの学習者なんだろうということです。

口形やカタカナの読みは、夫に聞くことにします。
出発前にフランス手話(注:コートジボワールの手話はASLの影響を受けているのでLSFとはまったく違う)を教えてもらった人からも、フランス語は口の形を見てそれをまねしたほうが、カタカナ読みより自然だと教えてもらいました。
今からかんたんな言葉は口形をフランス語(風)に変えているところです。


ねこ   ぼんじゅーる、けらーる?
かめ   (時計見せる)
ねこ   さんく?
かめ   かとる!
ねこ   あん、どぅ、とろわ、かとる、さんく…


こんな状態ですが、まもなく、西アフリカのコートジボワールへ向かいます。
ぼんじゅーる、あんしゃんて!
手話では話せるけれども、口形でフランス語を意識していってフランス語を覚える、読み方や日常生活で必要なことが見てわかるようになる! まずはこれを目指して3か月でがんばります。
2年前に日本に来たコートジボワールのろうの友だちにも再会するし、数日後にはワークショップにも連れていかれるらしいので、そこで自己紹介もあると思うので、とにかく話せないとだめなので。

住む家は、まだ決まってません。
最初はホテルだろうけど、どんな家になるのか、楽しみです。


2017.04.06 Thu l diary トラックバック (0) l top

トランジット(乗り継ぎ)の便を待つために1泊、パリ(フランス)の郊外にいます。
写真は、パリの空港で見つけた特大の消火器。
というか、これリアルにホースじゃないか。
こんなのが至る所にあって、テロ防止!っていう意気込みを感じます。
でも、シリアの事件みたいにサリンのような化学兵器を空爆されたら、どんな大きな消火器があったって役に立たないでしょうね。
さて、時間をさかのぼり、日本出発の場面から書きたいと思います。
発券カウンターではスタッフと夫が声で会話をする形で、私には手話で通訳してもらうのですが、夫の顔がぴきっ!となる瞬間がありました。


ねこ  ぴきっとして、どした?
かめ  え、わかった? 「おふたりともご不自由なのですか」
ねこ  へえ、声だけで?
かめ  そう、声だけ


私たちは手話で話しているし、両方が聞こえない人だと思われても不思議ではないのだけれども。
ただ、そう思ったのなら書くとか、身ぶりとか何かあるのが、関わろうっていう気持ちでしょう。
そうやって「お二人とも聞こえないのですか」なら、わかります。
「お二人ともご不自由なのですか」と声だけなのは、どう割り引いても心がざわつきました。
悪気はないんだろうね。「お体のご不自由な人」っていうのがすでに敬語だと思われているかもしれません。

そして、飛行機が出て1時間後。
「忘れ物」をしたことに気づき、夫に話しかけました。


ねこ  ねえねえ、忘れ物した
かめ  なに?! 何忘れたの?
ねこ  それはね、補聴器
かめ  ははは、補聴器?! ジャーナルのネタにしたら?


補聴器ね、実は持っていくかどうか迷ったの。
普段の生活ではしていないから、持っていく必要はないんだけども。
わざわざ持っていくべきかどうかは迷っていて。
荷造りしながら(うーん、どうしようかな?)と考えているうちに、時間に追われて忘れてしまったのです。


かめ  補聴器、有名なのどこだった? ドイツ?
ねこ  そう、シーメンスとか
かめ  空港で買う?
ねこ  おい、売ってるんかい?


空港にはたいがいのものはそろっているけれども、補聴器はさすがにないでしょう。
あっても福祉申請もできないし、結果として割引にならないと思われます。
フライトまでの時間にかんたんなフィッティングができるとしても、補聴器ちょっと忘れちゃったから、と20万円以上するものをポンと払う人がいるのでしょうか。
シャネルのかばんと補聴器は、販価としてはほぼ等価、前者が売れるなら後者も可能性としてはありかもしれませんね。


かめ  戻る? 機長にUターンするよう言おうか?
ねこ  ハイジャックかい!? 要らない、要らない


私たちの旅はこのまま続きそうです。
2017.04.06 Thu l diary トラックバック (0) l top

きょうは、黄熱病の予防接種の話を書きます。
冒頭の画像は、アフリカ大陸における、黄熱病の予防接種の推奨地域です。

わたしの渡航先のひとつであるコートジボアールは、黄熱病予防接種の指定国になっているので、義務づけられてます。
この接種証明がないと観光入国すらできないので、パスポートの次に大事な書類です。

黄熱病は、おうねつびょう、と読みます。
蚊にかかって感染し、発熱や内臓出血をともなう、致死率の高い、つまりかかったらしんでしまうことが多い感染症です。

さて、日本では全国で21ヶ所の検疫所、3ヶ所の病院などで予約接種をしています。
だいたい混みあっててひと月先になることも多いので、早めの計画をしなくてはなりません。
わたしは東京で電話リレーサービスを使って予約し、接種を受けて12300円を払いました。
筋肉注射なので痛いし、終わったあとしばらく風邪気味になり、仕事がしんどかったです。
接種当日、緊張しすぎてかすでに37度以上の微熱を出してしまい、38度だと接種できないので焦りました。体調管理も大事です。

この接種証明書は黄色のカードで出されるため、イエローカードと呼ばれてます。
以前は10年で再度の接種が義務づけられたのですが、WHOの方針が変わり、生涯有効となりました。
それも、以前に10年の時代に受けた人も含めて、期限の切れたイエローカードでも有効にする、となったのです。
そして、わたしは以前に接種したことがあるので、本当は接種の必要はなかったのです。

夫からメールで事前に「有効期限が生涯になった」と聞かされていたのですが、どういうわけか文脈から「手持ちの期限の切れたカードも有効だから捨てない」ということを読み取れず、捨ててしまいました。

それで以前は横浜で接種したので、これまた電話リレーサービスで問い合わせました。
結論からいうと、
・カルテは5年しか置いてないのでないかもしれない(電話では答えられない)
・保管されていた場合、再発行に費用がかかる
・確認のためには平日に行かねばならない
・再接種をしてよい(問題はない)
ということがわかったので、再接種の道を選びました。
ワクチンが新しくなってよいのかなと素人考えもあり、東京で再度、接種することになったのです。

黄熱病について詳しくは、厚生労働省のページを見てください。
画像も同ページから引用させていただきました。


2017.04.03 Mon l diary トラックバック (0) l top

まず、昨日の答え合わせをしましょう。
大阪のとんぼりグリコランナーさんは、両手を開いています。

さて、関西では桜の開花が遅れているのですが、晴れたのでさきほど散歩してきました。
結婚式の撮影カップルもいましたよ。
桜は、日本人の心。日本人の象徴。
コートジボワールでもしっかり紹介してきたいと思います。

前置きが長くなりました。今日のネタは、海外保険のことです。
海外留学をしたことのある人は、留学用の保険に入ったと思います。
留学用の保険は、そんなに高くないのですね。17万から20万ぐらいであるのではないでしょうか。
それが、留学ではなくて研究とかビジネス、商用ですね。
一気に上がって、大手の企業では30万から40万の見積もりが出ました。

私たちは3月のホワイトデーの後に手続きを始めたために、すでにかなりの出費をしてきました。
二人分の航空券やら、なんやらでばんばんと札(束)が飛んでいき、クレジットでも請求の桁がおそろしいことに。
そこに、仮に間を取って35万として、二人分で70万の保険を払うというのは、正直言って、心理的に抵抗がありました。
そこで、もっといい方法があるのではないか? と時間がないのに探してしまいました。

ところが、世の中良くしたもので、すばらしいサイトを見つけてしまいました。

簡単に言うと、次の方法があります。
0.普通に保険に入る。(@30~40万円/年)

0.は、めんどくさかったり時間がなかったりする、普通の人向けです。
けちけち節約したかったり、時間がある人は、次の1.~の手順へ。

1.クレジットカードの自動付帯保険を使う。(90日の保障)
2.ここから裏技!1.に加えて「利用付帯」のあるクレジットカードを2.の90日期限が切れる数日前に公共交通料金の決済に使い、保険を有効にする。(60~90日の保障)
3.可能であれば、「利用付帯」のあるほかのカードで継続を試みる。(※私たちは断念)
4.カードの付帯でカバーできない部分を残りの期間を保険会社と自分で契約して保険に入る。(それをやってくれない会社もあるので注意!)

ぶっちゃけ、3.の方法をループすれば、1年ぐらいならカードの付帯でつなげます。
何十万も保険料を払う必要がないんです。
当然、マイナス面やリスクもあるので、安心を絶対にとりたい人は最初からストレートに保険会社で契約して30~40万を払ってください。

私たちがしたこと。
営業日計算で10日しかないのに、新規に利用付帯のあるクレジットカードを二人分作り、自動付帯と利用付帯で数ヶ月分を確保しました。残りの期間は東京日動でつけました。

その結果、節約額は約50万円というすばらしい結果に。
保険をなぜかけないといけないかというと、それがビザの条件になっているからです。
そして、たいがいの場合、出発前にかけないと(契約しないと)いけません。
(ビザは通常、出発前に申し込むため)
つわものは、海外で掛ける方法も見つけることでしょうが、それが高いのか安いのかわかりませんし、そんなリスクをおかしている時間がありませんでした。

保険も、ホワイトデーのあとから、呪わしい3連休をはさんで(営業してないので動けない)全部やりきった!
対応の人も、聴覚障害のある人は電話リレーで対応しますので安心してくださいとのことでした。

クレジットの自動・利用付帯の後の期間だけの保険を作ってくれる、利用付帯のあるカード会社(SuMi TRUST CLUB)ここです。
そして、保険の裏ワザを無料で公開してくださっている、むてつさんの海外保険研究所はここです。
むてつさん、私のようなど素人でもわかるような詳しい情報をありがとうございました。
そして、時間がないので大至急で対応してくださったすみカードの担当者さん、ありがとうございました。
これでひとまずはコートジボワールへ無事に出発できます。



2017.04.02 Sun l diary トラックバック (0) l top

大阪といえば、法善寺横丁をくぐり抜けて神座(かむくら)ラーメン。
寒い季節に白菜がいきる。
次に大阪に来るのはいつになるんだろうな。

クイズです。
道頓堀から見えるグリコのランナーは、手のひらを

1 にぎりしめている
2 ひらいている

どちらでしょうか?
(わたしは間違えました)

答は次回。

急遽集まってくれた友人たち。
いろんな話の中から、大阪の古い手話について話題になりました。

「天王寺」
「阪神」
「阪急」

とくに「天王寺」の手話は、その昔、聞こえる人が「その手話は失礼だ」ということで、新しい手話に変えさせられた経緯があります。
ろう者は、聞こえる人が怒るので、手話を使い分けてました。
ろうだけで集まるときは古い手話を使い、聞こえる人や手話教室では新しい手話を表していました。

ろうだけで集まった午後のわずかなひと時、古い、ろうだけで使い分けてた手話で「天王寺」を表して、郷愁にひたっていました。



2017.04.01 Sat l diary l top

今日の写真は、東京大学のキャンパスで撮影した桜の写真で、セピア加工したものです。
ワイコンレンズは、いい仕事してくれていますね。
さて、Win10のメールアプリから投稿したら、空白の改行がhtmlタグみたいなバグになります。
空白じゃなくて、改行だけなら大丈夫かなとラストミニッツのテスト投稿。
改行なしだとかなり読みづらそうですが、いろいろやってみます。
(※結果、敗北しました!うわー)


さて、今日はビザのことを書きます。
世界中が仮想テロの恐怖にあおられて入国が厳しくなってきているなか、西アフリカにあるコートジボワールのビザは、同じ日づけを書いたのにもかかわらず、夫婦で別々の日付(滞在許可期間)で出されました。
アフリカ諸国を渡り歩いた研究者たちは、ビザはそんなに厳しくないという認識をもっているように感じます。
わたしなどは、半年かけて準備したビザ申請が却下されたという、9.11以前のアメリカが初体験だったので、 ビザは簡単におりないという認識がありました。
準備の期間を振り返るに、夫婦のあいだで認識の感覚がちがっていたな、と思います。

簡単に言うと
「ノービザで90日滞在して、期限が近くなったら隣の国に一時出国して戻れば大丈夫」ということが実際にあったという夫と、「渡航が決まった、どうしよう、どうしよう。あと数か月もない、ビザ準備しなきゃ!」と焦るわたしの間に、説明ではどうにも伝わらない、体験による感覚的な差がありました。


友だちが心配してくれて「ビザ大丈夫?」とひんぱんに聞いてくれていたので、それが解決のヒントになりました。

「えっ90日で入出国をするって?」
「それはEUでは無理!」
シェンゲン協定のことを教えてくれました。

シェンゲン協定について、詳しくはリンクを見てください。
簡単に言うと、連続する180日のうち、90日だけEU内のシェンゲン協定国に滞在できるというものです。
じゃあ、シェンゲン協定外の国にでたらリセットされるのではないか?という抜け道を誰もが思いつくはず。
協定外の国に出てもカウントが止まるだけで、リセットされないのです。
通算で90日に達したらアウト(不法滞在、オーバーステイ状態に)。
ただ、その運用の実態はじつにいいかげんなようです。
たまたま厳しい審査官に当たったら強制退去みたいなことになって以降3年とか5年とか再入国のできないペナルティが課されるのですが、多少過ぎてても見逃されるケースも多いようなんです。
そんないい加減な運用なら、シェンゲン協定じたいをやめればいいと思いますが、おそらくはテロか労働市場(不法就労)などへの対策のつもりなのでしょう。

「シェンゲン協定はアフリカ諸国にまで適用されるものではないから、アフリカのことまではわからないけどEUに行く可能性があるならビザを申請しておいたほうがいいのでは」
と言われ、「やっぱりビザ必要だって!」となったわけです。
友だちとやりとりをしたのは、なんと3月のホワイトデーの後でした!(よね?)

そこから分業して、猛烈に動きまくりました。
・最終学歴の修了証明書(大学に請求)
・戸籍謄本(自分で翻訳、申請時に要らないと外される)
・現地の生活保証人からの保証書(ホテルの証明に代替できる)
・日本の銀行残高証明(具体的にいくら以上と指示なくお金をかき集めて出した)
・現地の研究機関からの招聘状のようなもの(大学から出してもらう)
・海外保険の証明
を集めて、提出へGO!

前記事にも書きましたように、コートジボワールは配偶者ビザを出してないので、そこは夫の発案で私もリサーチャー(研究者)としての申請に!
また、英文で証明をっていうのは、各機関にとって手数料収入の手段でもあります。
1通1000円とかの単位で、掛ける何通で、ぱたぱたとお財布から札(束)が飛んでいきます。
もったいないので、英文での卒業証書があるAA(準学士)のコピーを出そうかと思いましたが、リサーチャーがAAというのは疑わしいので、MA(修士)で証明を取りました。
MA(修士)の学位があることに感謝したのは言うまでもありません。

私がすごいなと思うのは、夫はラストミニッツの詰めでミスをしないことです。
私ならどこかひとつふたつ、ミスをしてしまうんですが(実際にしました)彼の事務は完璧でした。
日本は呪わしい3連休に突入し、動くに動けない期間もあり、そうした中でぎりぎりの手配でした。
そうして、ふたりぶんのビザが下りたのは29日!
各機関の職員さんやスタッフさんに大至急扱いで頑張っていただき、速達での手配でした。
ほんとうに感謝です! 
これは神様が行けと言ってくれている、と思って、ありがたく向かわせていただきます。
コートジボワールでの延長手続きや、EUに滞在するときの課題はありますが、わずか10営業日ほどで全部やりきった強運を信じて、まもなく、出立します。

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