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IMG_20170616_114616.jpg

ぼんじゅーる、9日ぶりの水道水が出たアビジャンからです。

写真は、プラトーにある、あんすてちゅ・ふらんせで作ってもらったすてきな会員証です!
裏側には顔写真もついているんですよ!
背景に写っているのは、原作は英語の本なのに開いてみたら全てフランス語に翻訳されていたというコーナーで残念なプチ撮影会を行いました。


借りた詩の本を辞書を引きひき翻訳してみました。
まちがっているだろうなあと思いますが、作者はこのような比喩でつづれる力のある、すごい詩人だということは伝わってきました。
しかも、この詩は作者が70歳のときの作品だそうです。
しかも、と言うのは、70歳ってもう人生をだいたいのところで経験的に達観しているじゃないですか。
まだまだ即物的に欲望ぎらぎらの人もいるとは思いますが、人生が終わりゆく過程を自覚し始めているときに書く詩ってすごいと思うんです。


こうやって翻訳をしていると、大学時代を思い出します(フランス語は一般教養で必修でした)。
文章だらけの本だとさっぱりわからない上に、まだ何百ページもあると思うと3秒で挫折してしまいますが、詩は短くて、解釈が多様で、翻訳で遊べるのりしろが広がると思うんですね。


借りるときにぱっと見で感じたのは、音のリズムです。
私は苦労して概要を覚えた英語の規則で読む癖があるので、フランス語的にはさっぱり読めませんが、h、s、tは発音しないとか、ouやqueの発音が英語とは異なることぐらいの基本的なことを知っているだけでも、この詩のリズムがとても滑らかであることを感じ、借りたい本の第一候補にしました。


イメージで補いつつ、手話で表してみるととても美しい詩です。
陳腐な書き方ですが、ぞわぞわっと鳥肌が立つほどです!



かめ  これ、誰かろう者に頼んで手話でやってもらったら分かりやすいんじゃない?


ねこ  うん、うん! そうだねえ!(ハイテンション) 



今のところ、ろう者にフランス語を読んでというと、聾学校の授業でやっているみたいに、すべての冠詞や前置詞を対応手話で表してって感じでみなさん表現されるので、手話としては残念なことになってしまうのです。
芸術活動としてこういう詩の手話翻訳とか、手話詩とか、手話詩からフランス語に翻訳するとか、もっと広がれば、ろう者の活動の場も広がるでしょうね。

バリバリの手話の使い手がフランス語に堪能になれば、とても美しい翻訳詩を表現できるでしょうね。
手話が分かりやすいTくんに一度読んでみてもらおうかな、大丈夫そうならムービーもお願いしたいと思います。



以下、記録として
(フランス語に堪能な方からのご教示を歓迎いたします)


(翻訳練習:1作目)
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作者名 Paul Pugnaud(ポール・プノー)1912-1995
著書名 Ecouter Le Silence(静けさに耳を傾ける)


13 janvier 82
1982年1月13日


Prisonnier de ces heures
この時の囚われ人

Nous tentons d'echapper
我われは逃れようと試みる

Aux murs qui nous enferment
囲まれた壁に対して

Les regards seuls peuvent s'enfuir
まなざしのみが逃れられる

En contemplant le ceil
天を見ながら

Resistant aux mains les rochers
作為に抵抗し岩は

Enfonces dans la terre
地の中で強くなる

Ne chavirent jamais
覆りはしない

Sur le tremplin de l'eau
水の踏み台の上で

Qui nous projette au loin
我われが遠くに投げる

Plus pres des roches et du vent
より近くの岩と風の

Ou la braise s'eteint
絶えた消し炭の所に

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2017.06.17 Sat l diary トラックバック (0) l top

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