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こんにちは、ねこです。

またもやコートジボワールを脱出して、スイスの国境に近い街に滞在していたので、まとめておきます。
今回は初めてサイトを使って民泊してみました。

自分にとってどんな体験になるのか楽しみだったので、不安より出会いに対する期待の方が大きかったです。
たまたま、コートジボワールの家系をもつ人の家に泊まることができました。
それも検索ひとつめでヒットってすごくないですか? 縁だなあと思います。

スイスについて、私はほとんど知っていませんでした。言語が何であるかすらも。
民泊のホストは英語もできるので、やりとりに何ら苦労しなかったからです。
街では基本的にドイツ語で、フランス語も併記されているという感じです。
おみやげでカウベルとか、チョコレートとかもらったことがありますが、スイスって何なのでしょうね。
あ、そうだ。タックスヘイブン? 銀行業務が集中しているんだよねえ。
そんなことを考えながら向かいました。

到着したら、サイトで見た通りすてきな部屋に通されて、花も活けられていました。
それが写真のユリです。花は心が和みますね。
到着した時はとても疲れていたので、ぐっすり寝て、水が出ることに感謝してキッチンも使わせてもらいました。
IH調理器にオーブンがあって、食器も使えるし、冷蔵庫もスペースを作ってもらったので、生活にすぐ入れる民泊はホテルより全然いいなあと思います。

特に何をしたというわけでもありません。
命のお洗濯と言う感じでしょうか。
気温は昼間は25度、夜は17度ぐらいで、からっとした乾燥した空気なので、快適に過ごせました。

そうそう、ライン川沿いに、6キロぐらい(もっとかも)歩いてドイツ側に国境を越えました。
WiFiなしでも地図がでるアプリを検索して見つけてダウンロードしておいたので、それがとても役に立ちました。
ナビがなかったらとても行けなかったと思います。

その代わり、ナビと言ってもやはりWi-Fiなしなので、変な道をガイドされて、線路を歩くとか、超細い橋を渡るとか、渡し船で移動しろと指示があるけどそれらしいボートが見当たらないとか、獣道なのかドジなネズミが飛び出てきて私の足に当たってよろけるとか、突っ込みどころ満載のおもしろいことがありました。

国境はどこもやはり、さびれているものなのでしょうか。
あまり安全と言う感じはしませんでした。
ドイツに近づくにつれて、移民が多くなってくるのが目に見えて分かり、アパートなどに落書きがあって、治安があまり安定していないのかなという感じはしました。

物価は、スイスはとても高くて、たとえばマクドナルドのバーガーセットは,1000円ぐらいです。
でも、ドイツ側に入れば日本と同じぐらいの価格です(もっと安いぐらいかも)。
そのため、生活水準が厳しい人は安いドイツ側で買い物をしようと、国境を越えてスーパーに行くそうです。
スイスで安いのは果物とビールぐらいでしょうか(安いと言っても日本と同じぐらい)。
ほかはドイツの2倍、3倍という感じがします。
レストランはとても高くて、お昼ごはんは2,000円からが普通です。
それもパスタ、ピザ、ソーセージサラダとかなんですよ。
ただ、安く済ませようと思えばできて、それはスーパーの割引シールを狙うことで、これは日本でも同じですね。


かめ  割引シール狙って、日本にいるときと行動まったく変わらないね(笑)

ねこ  その日のうちに食べるなら割引でもいいんじゃない?


というわけで、生協(COOP)の割引を狙って生活していました。
スーパーがあって、水道水があって、お湯が出て、電気がつく!
もうこれがあれば、世界中どこにいたって幸せに暮らせますよ。
アビジャン暮らしで小さくなった胃なので、お腹がそんなにすくわけではなく、果物を買ってベンチでかじって・・・という感じでも全然大丈夫でした。

そして、もうひとつの解放感!
それは、パスポートを持ち歩かなくても軍や警察に尋問されないことです・・・。

コートジボワールでは、軍や警察がいたるところにいて、軍は常にライフルを構えているので、緊張感が全然ちがいます。
朝とかトラックでがーっと出動して、10人ぐらい荷台に座ってライフル構えているし、あちこちで民間の車を止めているし、問答無用という雰囲気が常にあって、怖いんです。
もしパスポートを持っていなかったら身柄を拘束されることもあるし、コートジボワールの友人に対しても私たち外国人といるという理由で止められて、理不尽な扱いを受ける場面がこれまでにもあったのです。
これからアビジャンに戻りますが、軍や警察についてはとても憂鬱な気分です。


あとは、そうそう。感じたのは、高齢化社会!
街には60歳以上の人がとても多かったです。
アビジャンは若い街、血気盛んな街。
全然ちがうなあと思いました。
でも、私は年を召した人が好きです。
動きもゆったりしているし、あくせくしていないし。
定年退職した人なら毎日街でのんびりお茶しているし、そういう風景がいいなあと。

高齢者が街に出ているって、すごくないですか?
日本だと、東京とか巣鴨を除いて若い人ばかりでしょ?
年寄りは家にいろ?そんなの棺桶に入るの待ってるだけでしょ?
年をとると足が悪い人が多いから、杖や車いすなどの補装具をつかって、とにかく街に出る。
朝はひとりで、なかのよい夫婦ならふたりで出かけて、カフェでお茶を楽しむ。
白髪のカップルが腕を組んで歩くって、すてき!
夕方になったらビールを楽しんで、隣の人と話をする。
そういうお金の使い方は、高齢者の特権だと思います。
若い人はお金がないから、りんごやすもも、バナナを買って、広場の石畳に座ってかじっていればいいんですよ。

旅は現在進行中なので、たくさん買って持って帰るわけにいかないから、お土産も最小限しか買いません。
そうなると、ひたすら歩き、街を、人を観察して、って感じになります。
観察していると、人はそれぞれに工夫して人生の各ステージを生き、暮らしの過程で町並みの一部になり、たどり着いた場所で老いて人生を終えていく、ということが感じとれます。
それは川の流れのようで、よどむことはあっても、とどまることはありません。

例えば、家がそうした象徴のひとつでしょうか。
自分が暮らす家だからこそきれいにしようと思うし、花を植えたり、インテリアに凝ったりしますよね。
それが、それぞれの工夫。
家は一度買うと(借りてもそうだけど)、そんな簡単に来週引き払うというわけにはいきません。
家を選び、その街のルールに従って暮らすということは、町並みの一部になるわけです。
特に長い旅は、そうした縛りや所有欲から断ち切られるわけなので、ちょっと離れた立場から眺めることになります。

美しい花を見て満足し、家を見て住む人の人柄をしのび、ということを楽しめる、というのはとても新鮮な気持ちです。
長い旅は、欲望がそぎ落とされます。確実に。

アビジャンの暮らしは大変だから、ヨーロッパの往復はぜいたくだけど息抜きできてよかったです。
私の長い旅はまだまだ続きます。旅の終わりに何が見えてくるかな?
それは旅の前の続きに戻るだけかもしれないし、何か価値観が変わるかもしれません。
私は、変化があるかもしれないことが楽しみです。

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2017.07.03 Mon l diary トラックバック (0) l top

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