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Bonjour、少し気温があがり、快晴の週末だったフランスからです。

ろう学校の日曜礼拝に顔を出したあと、とある方の紹介で立ち寄った蚤の市ですてきな『手』を見つけました。
手話の人なら、手のモチーフには関心がいくでしょう? 私もそうです。
そこに鳥が描かれていたので、おおっととりこになってしまいました。

さて、日曜礼拝は、伝統的にろう学校で手話の分かる神父さんが話し、手話通訳を交えて開かれています。
ろう教育が神(の言葉)を理解できるようにと始まったことから、キリスト教とは深い縁があります。
ろう学校のなかにチャペルがあるということがそれを象徴しています。

礼拝に参加して、不思議と心が落ち着きました。
宗教とは統治のひとつの手段では?と、ときに懐疑的に考えるわたしですが、わたしの人生はキリスト教に最も縁があります。

コートジボワールではプロテスタントの教会でしたが、フランスではカトリックの教会です。
キリスト教という大きなくくりでは同じですが、カトリックではマリア様を重んじるので、好みの問題と言ってしまっては怒られるかもしれませんが、マリア様が好きな私にはスッと入ってるものがありました。

フランスに来てから10日ほどになります。
これまでの、とくに生活面での抑圧から一気に解放されて、わたしの中の『アフリカ』が遠のいていっています。

フランス手話を学べないかなあ、フランス語を学べないかなあとアンテナをはりめぐらし、貪欲に探しています。
フランスでは、ろう者も手話にかかわる聞こえる人も、みな優しく感じます。
フランスに来てよかったなあと、出会いを重ねるたびに思えてきました。

コートジボワールでは、女性から女性への抑圧、社会的な役割期待があって、それが私には精神的にとても負担でした。
女性はこうあるべきみたいな、その価値観をずーんと押し付けられたように感じていて、精神的に苦しかったです。
合わない価値観について厳しい見方をされ、些細なことでも文化的に異質なものに対して好意的ではなかったです。

フランスでは女性が自由で、尊重されていて、とても強く、生き生きとしています。
全然違いすぎて、めまいがしそう。
同じ地球に住んでるのに、水が出る出ないといったインフラ面もさながら、文化のちがいや習慣のちがい、異質な他者への接し方、男女の社会的・家庭的な地位の差など、ちがいがありすぎます。

世界の格差については、単純に言えば憤りがあります。
その憤りは自分に対してでもあり、コートジボワール(国家や具体的に出会ってきた個人)に対してでもあり、うまく説明できないのですが、わたしがコートジボワールで経験してきたことの数々をフランスで反すうし、再咀しゃくする時間となるのでしょうか。

言語の理解が旅行レベルなので、生活していくには、とても疲れやすいのです。
留学した人ならわかると思いますが、何時間寝ても疲れがとれません。
それどころか、やることに追われて、疲弊がさらに積み重なっていきます。
あまり突っ走らないでいこうと自戒しつつ、時間を惜しむように突っ走ってしまう私です。よくばりなんですね。

蚤の市、マルシェ、ワインにチーズ。
ろうとフランス手話。
異文化に対して優しさと敬意を示せる人々。
街全体がさまざまなジャンルの美術館みたいです。

手話を学べる学校はまだ見つかりません。
移民に対してろうの先生が教えている学校を紹介してもらいましたが、私は移民ではないので政府プログラムに対して適格要件を満たさず、受けることができなさそうです(フランス手話が魅力的な素晴らしいろうの先生だったので受けたかったです)。
移民局から長期滞在に向けて正式な書類が出たら、また相談してみようとは思ってます。

ただ、移民局からの出頭要請が出るまでひと月ぐらいかかりますし、その間、何もしないのはもったいないですよね。
今日言われたのは『フランス手話を覚えたかったら一番なのは(学校より)ろうの人と会うことだよ』と。

そのためにも、フランス滞在経験のある日本の友人知人がタイムリーに情報を教えてくれるので、ありがたいです。
フランス留学した日本人は親切ですね。
私の個人的な受け止め方ですが、アメリカ留学した日本人は『基本的に自立して自分でやってね』と突き放すことが多いように感じます。
一方で、フランス留学組は助け合い精神がより強いように感じてます。

いろんな人に支えられての滞在なんだなあ。
陳腐かもだけど伝えるべきだいじな5文字、このブログを通して『ありがとう』!

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2017.10.16 Mon l diary トラックバック (0) l top

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