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Bonjour、フランスからです。
人類博物館で、フランス手話による案内が年に2回あるということがわかり、急きょ参加してきました。
手話ツアーということで、ろう者も聴者も同じ値段に割引で5ユーロの企画でした。
通常の入館料はたぶん、10ユーロぐらい払わないといけないと思います。
こういう、ろうも聴者も同じ料金にするという方法は、聞こえる人も参加しやすくなるので、ろうだけ割引というよりずっと良い方法だと思います。

その日は本当に忙しく、午前は人類博物館、午後はフランス手話を教えてくれた女性からの案内でフランスパリ郊外の、ろうの集まりによるハロウィーンパーティーに参加してきました。

今日はこのふたつについて書こうと思います。

〈人類博物館LSFツアー〉
フランス手話による説明って分かるんだろうか、まだフランス手話ができないだけに不安をかかえながら参加しました。
ツアーガイドさんは、ろう者(写真)。
わたしたちの参加がわかると、国際手話をまじえながら案内してくださいました。
こうした博物館で手話によるツアーというのは、私はほぼ初めての経験だと思うのですが、感想は次の通りです。

メリット
・手話で説明されると内容がわかりやすかった
・歴史上、人類学上の固有名詞を見て使うことができた
・発言を求められ自分の意見を言う参加型交流ができた

デメリット
・手話を見ているので展示が見れなかった
・私の理解できる英語字幕のところは他の参加者が読めないので時短で回った
(フランス語字幕のところではほかの人が読めるので多少「長居」する感じ)

最初のコーナーで参加型質問があり、「ソ連と聞いて思いつくことは」とそれぞれ聞かれました。
既出の答えは言えないため、私の番で「チェルノブイリ」と言いたくて、スペルが分からないし、原子力発電所が爆発してキノコ雲と放射能を出す様子を表したら、即で通じました。
負の遺産を言ってしまって悪いかなと思ったけれど、「偏見」「カテゴライズ」「差別」というテーマだったので、「それそれ!」って感じで受け止めてもらえました。
6人ほどの小さなグループで回ったので、手話も見やすくストレスがなかったです。

〈M市ろう団体主催のハロパ〉
午後(夜)はハロウィンパーティー。正直、知らない人たちばかりで不安でしたが、受け入れてもらえました。
子どもたち向けの劇があり、ろうの劇関係の仕事をしている人がプロの劇を見せてくださいました。




交流タイムでは、最初は「お客さん」状態でタイミングがつかめなかったのですが、夫がインド系の人と話し始めたのがきっかけで話が進みました。
周りの人もきっかけを待っていたのか、何々?って感じで入ってきて、輪になりました。

なんと私が以前かかわった手話に関する出版プロジェクトに、フランス側としてかかわった人と会うことができ、ほんとうにろう者の世界は狭いと思います。
手話もわかりやすく表してくれました。

私が思うに、フランスのろう者は自国の手話と国際手話を使いこなすことができる人が多いので、各国の手話への適応力がすごいです。
アメリカ手話の話になって、

「アメリカ手話はわかりにくいよね。外国人で慣れてないから読み取れないのに、指文字ばかりばーっと高速で出して、もっと相手に配慮して話すってできないのかな」

という意見も出ました。
私がアメリカにいたころは、アメリカ手話を学ばないといけなかったので必死でしたが。
(アメリカでは)指文字の読み取りに苦戦して、わざわざ指文字(読み取りに特化)クラスを受けたものです。
あんなに高速で指文字をする必要はないんだと、フランスに来てから思います。
こちらの人のほうが、指文字に関しては忍耐強いのでありがたいです。

いろんな出会いにつながり、ほっこりした一日でしたが、午前も午後も詰め込んだのでハードでした。













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2017.10.28 Sat l diary トラックバック (0) l top

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